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その10 家族のように思って治療を =これが良いドクターの条件?= |
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私は小児科医でもあり、内科医でもあるので、家族が病気になると私がまず診ます。妻と娘2人ですが、普段患者さんに優しく接する私も、相手が妻や娘になると、少々ぞんざいな言葉を使ってしまします。「こっちへおいで。」とか「早く、ここで横になって。」といった具合です。そして、簡単な採血に失敗し、妻にも娘達にも冷たい目で見られたことがあります。これは、家族が相手だから、無意識の内に過剰な情が入ってしまい、その結果、望まない方向に行ってしまったからでしょう。普段は採血が得意の私ですが、それ以降家族の採血は看護師さんにやってもらうことにしています。 |
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もう何年も前のこと、私が日本の病院で働いていた時の話しです。ある日の午後、5才のAちゃんが、お母さんに連れられて、受診に来たのです。聞くと、近医(近所の医師)を受診していたけれど、風邪がなかなか治らなくて、というのが受診理由でした。その医師は、最新の抗菌剤を3種類も順番に使用したということなのですが、1週間Aちゃんの状態はまったく良くならなかったのです。 |
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お子さんのおられる方で、アメリカへ来て驚かれるのが、予防接種の種類とその数の多さでしょう。プリスクールと呼ばれる幼稚園前の学校、幼稚園、それと小学校などの入学入園時、アメリカでは、予防接種の証明を提出することになっています。 |
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その7 胸痛はお父さんの愛情 =愛情も度を越すと病気を起こす= |
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5才の女の子、Aちゃんが「時々胸が痛くなる」と言う事で診察を受けに来ました。痛みは、ごく短時間しか続かないそうです。それ以外特に症状はありません。
私「胸が痛いの?」
Aちゃん「うん。」
私「恋をしているの?」
Aちゃん「???」(付き添いのお母さんだけが笑っています。)
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今日は5才の男の子K君の耳掃除。耳掃除といっても耳掻きでできるような簡単な耳掃除ではないのです。耳垢塞栓症といって、耳垢が外耳道にびっしり詰まって、耳掻き程度では、とても出てこないような頑固な耳垢を、ぬるま湯による耳洗浄で取ってやるのです。 |
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