アメリカ医学生の体験談
集中治療室
病院の十一階だった。私たち医師団がベッドの周りに集まった。  すると、ちょっと後ろに背筋を伸ばすことができるベッドに患者が眠っているかのように見えた。集中治療室にいるにもかかわらず健康そうな、中年の男だった。  私たちは彼が生きているかどうかを判断するつもりだった。S先生はその男の目ぶたを開けて、ペンライトで光を当てた。 私たちはベッドに身を乗り出し、目の反応を探しながら、見詰めた。しかし、何もなかったのだ。

先生の勧めで、目に近いところまで近づいた。マークという研修医がタオルを患者の肩にかけた。それから、氷で冷やした水を注射器に吸い上げた。そうして右耳を洗浄した。 終わったら、また左耳で同じ手順を繰り返した。それでも、反応が全然なかった。人工呼吸器のチューブを喉で上下移動しても、患者が動かなかった。
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轢かれた
日本に到着し、二日間たち、家族と一緒に駅の方へ向かって、日本の狭い道を歩いていた時の話である。暑い、日が照ってぽかぽかする日だった。サンフランシスコ市から来たもので、そこは夏でも冬のようなので、楽しんで歩いていた。私は一歳の息子を抱いて、前の方を歩いて、妻は四歳の娘と後の方についていた。景色に見とれながら、以後頭から離れないモータバイクの音が聞こえてきた。

妻が叫んだ。後ろを振りかって、男と女の人がバイクに乗っている姿を見た。そばに、倒れつつある娘も目にしたのだ。スローモーションのように、娘がはねられて、どしんと地面にぶつかって、そして足が轢かれたのを見た。娘が泣き出していた。妻が叫び続けていた。加害者が何度も何度も「大丈夫ですか」と尋ねていた。直ぐに私が娘を抱いて、状態が分かるように診察を始めた。医学生なので、訓練成果があらわれて、つい医者としての自分に変身した。
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中間試験
先週、中間試験がありました。もちろん、とても、どきどきしました。

試験の準備は大変でした。試験範囲が広すぎて、全部を勉強することは無理でした。どの程度のところまで知っておかなければいけないのか、ということも分からなかったので、細かいところまで勉強しました。クラスメートは、みんな、試験のことを不安に思っていました。私たちは、図書館で夜遅くまで勉強しました。

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医学選択科目
UCSFには、必修科目に加えて、医学と芸術、ホームレス健康問題、黒人健康管理の格差、小児科問題、中国語医学用語など、いろいろな選択科目があります。

私は、「アジア人の健康と医学」と「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の2つの選択科目をとることにしました。今日は、「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の授業について、書きたいと思います。

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死体解剖

scalpel今週は、とてもたくさんの事について、勉強しました。医学を学ぶことは、よく、「消火用ホースから、水を飲むことのようだ」と言われています。今までは、その意味が良くわかりませんでしたが、医大で勉強を始めて、新しい情報がどんどん出てくるので、ちょっとその意味を理解できるようになった気がしました。

今週は、初めて患者さんと会って、面談をしました。医師が患者さんに、健康状態や今までの入院状況について、質問しました。良い経験だったと思います。UCSFの医学生は、早めに患者さんと会うことが出来ます。以前は、2年生にならないと、そのような経験は出来ませんでしたが、今は、1年生でも患者さんと会えます。
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