第92回 心肺蘇生術 =大人編= (Cardiopulmonary Resuscitation = CPR)

突然死のうち、心臓突然死(sudden cardiac death = SCD)の割合が、アメリカでも日本でも約半数を占めます。アメリカでは年間約25万人の人が、日本では約5万人の人がこの心臓突然死で亡くなられています。この半数以上の人が、CPR (心肺蘇生術)や除細動を、心停止してすぐ開始すれば救命できるのではないかと考えられています。多くの市民がCPRの仕方を知ることと、AED(Automated External Defibrillator 自動体外式除細動器)がどこでも利用できることが、心臓突然死の救命に非常に重要だということが、日米を始め、世界的にも認識されるようになってきました。今回は、2005年に改訂された米国心臓協会のCPRプロトコールに沿って、CPRのやり方を説明します。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 2 10月 2008

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第30回 胃十二指腸潰瘍 (Peptic ulcer) とピロリ菌

サンディエゴの地元日系紙「ゆうゆう」の2003年1月1日号に掲載。改訂を予定していますので今しばらくお待ちください。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 30 9月 2004

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第5回 腎盂腎炎(Pyelonephritis)

症状:発熱、悪寒、側腹痛 28歳のJさんは、ある冬の朝、高熱と悪寒がして近くの緊急医療センターを受診しました。吐き気、背部痛と軽い下痢もあったことから、インフルエンザと診断され、抗インフルエンザ薬と熱ざましをもらい帰宅しました。しかし、その後も高熱と背部痛が続いたので2日後内科医を受診しました。「頻尿や排尿痛」について医師から質問されましたが、Jさんは普段から尿が近いほうなので特に頻尿だと思ってもいませんでした。診察で右側の背中をこぶしでとんとんと叩かれたとき、鈍い痛みがしました。簡易尿検査の結果、腎盂腎炎と診断され抗生物質を3週間処方されました。

気になる症状 | Ildong Kim | 金曜日, 15 10月 2004

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第103回 胃食道逆流症(Gastroesophageal reflux disease= GERD)

胃食道逆流症は、胃酸を含む胃の内容物が食道に逆流することによって起こる病気ですが、胸やけ以外にも多くの症状を起こし、最近では喘息 (ぜんそく) や慢性の咳の原因としても理解されています。  

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 日曜日, 29 3月 2009

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第93回 心肺蘇生術 =小児編= (Cardiopulmonary Resuscitation=CPR)

今回は、前回のCPR (大人編) に続き、その小児編を米国心臓協会の心肺蘇生術 (CPR) のプロトコールに沿って解説します。小児の場合、目撃者あるいは発見者によるCPRが大人以上に効果的で、特に呼吸停止による心肺停止の蘇生率は高いのですが、心肺停止の小児のうち半数以上は救急隊の到着までにCPRを受けずにいます。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 2 10月 2008

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第21回 アメリカでも3分診療? =南カリフォルニアの医療事情=

HMOの生まれ故郷、南カリフォルニア サンディエゴで、日本クリニックが開院して2年になりますが、この間診療を通じて見た南カリフォルニアの医療事情というものを述べてみたいと思います。ここでいう南カリフォルアの医療事情と言うのは、何よりもHMO(健康維持機関=毎月一定の掛け金を取って、最小限の支払いで診療を受けようとする保険またはその保険会社のこと)の影響が絶大な地域での医療事情ということです。日本からアメリカに来られたばかりの人、あるいはアメリカに長年住んでいるが、南カリフォルニアからあまり離れたことのない人、またはアメリカであまり医師を受診したことがない人には、南カリフォルニアの医療事情と言われてもピンとこないかもしれません。私も、サンディエゴに来るまでは、HMOのメッカ、南カリフォルニアがこんなにも、医療面で他の地域と違うというのが、わかりませんでした。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 日曜日, 26 9月 2004

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Introuduction: An American Medical Student

Hello. My name is Jay Starkey. I am a medical student at the University of California San Francisco. I started medical school in the fall of 2004 at the "young"...

Medical Student Life | jstarkey | TUSEDAY, 10 1月 2006

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第50回 ガングリオン (Ganglion cyst)

症状: 手首や指の関節近くにできるしこり、痛み    36才の女性Pさんは、昔からテニスが好きで、週に3回ほどテニスの練習をしていましたが、ある日、手首のしこりに気づきました。様子を見ていると、しだいに大きくなり痛みも出てきたので医師を受診しました。医師は、しこりの周りを麻酔し、注射器でゼリー状の液体を吸引しました。ガングリオンは、関節近くにできる小さなしこりですが、特に手首の背部によくでき、それ以外には、足首、指の根元などにもできます。20-40歳の女性に多く、特に、テニス、ボーリング、ゴルフ、体操など手首に負担のかかるスポーツを行なう人によく見られます。

気になる症状 | Ildong Kim | 土曜日, 28 4月 2007

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第26回 不穏下肢症候群(RLS=Restless Legs Syndrome)

症状:下肢の不快感、足を動かさないといけない衝動、睡眠障害 35才の女性Pさんは最近、夜、ベッドに入ると、下肢に虫が這うような不快感が起こったり、下肢が震えたりするようになりました。脚を動かしたり、歩いたりすると症状は改善するのですが、寝た後も症状が起こり、それで目が覚めることがあります。内科医を受診したところ、不穏下肢症候群の可能性がある、とのことで血液検査で、鉄分や葉酸等の不足がないことを確認した上で、ベンゾジアゼパン系の薬を処方されました。

気になる症状 | Ildong Kim | 木曜日, 17 2月 2005

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第40回 炎症性腸疾患 (Inflammatory Bowel Disease = IBD)

症状:下痢、腹痛、発熱、体重減少、貧血 24才のJさんは、ここ数ヶ月間、右下腹部の痛みと下痢が続くようになり、食欲も減退し、体重も数キロ減少してきました。内科医を受診し、血液検査を受けたところ、貧血があり、炎症を示す検査も高値を示したので、炎症性腸疾患が疑われ、胃腸科の専門医を紹介されました。

気になる症状 | Ildong Kim | 日曜日, 16 4月 2006

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第67回  耳垢栓塞 (じこうせんそく=Cerumen impaction)

症状: 難聴、耳閉感、めまい、耳鳴り  J君の母親が耳垢を取ろうと試みましたが、全然取れませんでした。小児科を受診したところ、耳垢栓塞(耳垢塞栓とも言います)と診断され、耳垢を柔らかくする点耳液を入れ、数十分後にぬるま湯での耳洗浄を受けました。すると中から固く大きな耳垢が出てきて、

気になる症状 | Ildong Kim | 日曜日, 29 3月 2009

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第47回 蜂窩織炎 (Cellulitis)

 症状: 皮膚の赤み、痛み、腫れ、熱   43才のAさんは、数日前裏庭で、家族とバーベーキューをしている時に虫に刺されました。翌日皮膚が赤く腫れてかゆみが出てきたので、市販の虫刺されの薬を付けていましたが、2日後には、腫れが更に大きくなり、今度は痛みも伴ってきました。近医を受診したところ、蜂窩織炎という聞きなれない病名を言われ、抗生物質を処方されました。

気になる症状 | Ildong Kim | 木曜日, 25 1月 2007

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第12回 過敏性大腸炎(Irritable Bowel Syndrome)

症状:便秘と下痢、腹痛 20才のKさんは、半年近く続く下痢と便秘で内科医を受診しました。時々腹痛もあり、おなかもよく膨張するとのことです。最近短大に入り、勉強量も多くなり、それに彼氏と最近うまくいってないそうです。

気になる症状 | Ildong Kim | 金曜日, 15 10月 2004

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第94回 関節炎 (Arthritis)

関節炎と一口に言っても、その原因となる疾患は100以上もあり、そのすべてを説明するのは不可能ですので、今回はその中でも、代表的な変形性関節症、関節リウマチ、痛風を取り上げます。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 2 10月 2008

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第23回 子宮筋腫(Uterine Fibroids)

症状:月経過多、生理痛、頻尿 45才のOさんは2年前から生理時の出血が増加し、生理周期も不規則になってきましたが、頻尿が出てきたので、まず泌尿器科を受診しました。頻尿の原因が泌尿器科的な疾患ではないため、Oさんは婦人科に紹介され、診察と超音波検査で、子宮筋腫と診断されました。筋腫もかなり大きく、貧血もひどく、すでに子供も3人いたので、Oさんは婦人科医と相談の上、子宮摘出の手術を受けることにしました。

気になる症状 | Ildong Kim | 水曜日, 20 10月 2004

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第63回 膝の痛み (Knee pain) =運動およびスポーツ外傷によるもの=

第63回 膝の痛み (Knee pain) =運動およびスポーツ外傷によるもの=

膝の痛みは、内科医や家庭医を受診する筋骨格系の病気のうち3分の1を占めると言われるほど頻度の高い訴えです。特に、スポーツや運動を行っている人の半分以上が何らかの膝の痛みを訴えると言われています。軽い膝の痛みは、膝の使いすぎ、スポーツを行う際の準備運動や整理運動の不足が原因になっています。...

第39回 血管迷走神経反射 (Vasovagal Reflex)

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第30回 ブルガダ症候群(Brugada sydrome)

症状:失神、突然死、あるいは無症状 Kさんは、仕事中急に気を失いました。救急車で、近くの救急病院に運ばれ、いろいろ検査を受けましたが原因がわからず、心臓の専門医を紹介されました。後日心臓の専門医を受診したところ、ブルガダ症候群の可能性があるということで、心臓電気生理検査を受け、その結果、植え込み型除細動器(ICD)の手術を受けることになりました。...

第54回 副鼻腔炎 (Sinusitis)

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第31回 子供の亀頭包皮炎 (Balanoposthitis)

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第85回 腹痛 (Abdominal pain)

第60回 血尿(Hematuria)

第29回 バルトリン(腺)膿瘍 (Bartholin’s abscess)

第43回 肋軟骨炎 (Costochondritis)

第64回 肩の痛み(Shoulder pain)

第55回 アメリカでの妊娠と出産

第75回 卵巣嚢胞(嚢腫)(Ovarian cysts)

第59回 注意欠陥多動性障害(ADHD) その2

第71回 無月経 (Amenorrhea)

第81回 胸痛 (Chest Pain)

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医学教育

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死体解剖

死体解剖

今週は、とてもたくさんの事について、勉強しました。医学を学ぶことは、よく、「消火用ホースから、水を飲むことのようだ」と言われています。今までは、その意味が良くわかりませんでしたが、医大で勉強を始めて、新しい情報がどんどん出てくるので、ちょっとその意味を理解できるようになった気がしました。...

新入生向けのオリエンテーション

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US Medical School: Timeline

Outline of US Medical Education First, a quick summary. Total time from high school graduation to residency completion: 4 years college + 4 years medical school + 3-5 years residency = 11-13 year...

医大に入る前

はじめまして。ジェイといいます。私は日本で二年間過ごしたので、日本語が話せるようになりました。うまくはないけれど、頑張って、日本語でこの記事を書いてみます。 ...

医学選択科目

UCSFには、必修科目に加えて、医学と芸術、ホームレス健康問題、黒人健康管理の格差、小児科問題、中国語医学用語など、いろいろな選択科目があります。 私は、「アジア人の健康と医学」と「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の2つの選択科目をとることにしました。今日は、「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の授業について、書きたいと思います。 ...

中間試験

Intensive Care Unit

Introuduction: An American Medical Student

Blocks: An Integrated Approach to Learning Medicine

Preceptorship: Learning in the Community Setting

轢かれた

集中治療室

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医療室

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その3 エッチドクター? =思春期医療=

その3 エッチドクター? =思春期医療=

アメリカでは思春期医療というのが、小児科の中で独立した領域として存在します。従って、小児科の研修を受ける人は、思春期医療の研修も行います。避妊の仕方や、ドラッグの体に対する悪影響、思春期特有の問題について研修をします。特にアメリカではドラッグに手を出す高校生が3割以上いるので、ドラッグに関する知識は小児科医としては必須です。...

第3回 虫刺され(Insect bites)

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第7回 急性前立腺炎 (Acute Prostatitis)

質問:33才の男性で、肛門辺りの不快感と射精時に痛みがあり、医師を受診したところ、急性前立腺炎と言われました。急性前立腺炎とはどういう病気ですか?...

その6 耳垢君、君は包囲された

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第1回 のどの痛み(sore throat)

質問:よく熱をだして、のどが痛くなりますがどんな病気が考えられますか? のどの痛みは非常に訴えの多い症状です。のどの痛みと言っても患者さんが訴える「のどの痛み」は、扁桃、咽頭、喉頭の痛みから、首の正面下部あたりまでの痛みが含まれることがありますが、ここでは、扁桃、咽頭及び喉頭の痛みに限っておきます。...

第6回 左半身の筋力の低下(Muscle weakness)

第5回 肛門周囲膿瘍(perianal abscess)

その7 胸痛はお父さんの愛情 =愛情も度を越すと病気を起こす=

第2回 アレルギー(Allergic Rhinitis)

第4回 高脂血症 (Hyperlipidemia)

その4 脅かすドクター =成人病のコントロール=

その9 抗菌剤(抗生物質)は正義の味方か?

その5 たとえ話 =醜いアヒルの子は白鳥?=

その8 渡米して驚く予防接種の数

その10 家族のように思って治療を =これが良いドクターの条件?=