その8 渡米して驚く予防接種の数

お子さんのおられる方で、アメリカへ来て驚かれるのが、予防接種の種類とその数の多さでしょう。プリスクールと呼ばれる幼稚園前の学校、幼稚園、それと小学校などの入学入園時、アメリカでは、予防接種の証明を提出することになっています。

診察室 | Ildong Kim | 水曜日, 21 12月 2005

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第105回 良性発作性頭位性めまい(Benign paroxysmal positional vertigo = BPPV)

   くるくる自分や周りが回わるめまいを回転性めまいと言いますが、この回転性めまいのうち、最も多い原因の一つが今回説明する良性発作性頭位めまい(BPPV)です。BPPV は頭の位置の変化によっておこるめまいで、聴力を失ったりするような重症のめまいではありませんが、何度も再発することがあるなかなかやっかいなめまいなのです。  

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 月曜日, 24 5月 2010

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第65回 側頭動脈炎( Temporal arteritis)

症状:頭痛、頭皮の過敏性、視力障害、顎関節症状    60歳の女性Sさんは、最近「偏頭痛」が始まり、頭皮もひりひり過敏になり、頭が枕に触れるだけでも痛みが起こるようになりました。また、目もかすみ、食べ物を噛む時に顎も痛くなってきました。市販の抗炎症鎮痛薬を服用してようすを見ていましたが、症状は改善せず、近くの内科医を受診しました。診察と血液検査の結果、側頭動脈炎を疑われ、ステロイド治療を開始し、症状は徐々に改善していきました。

気になる症状 | Ildong Kim | 日曜日, 29 3月 2009

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第83回 自閉症 (Autism)その2

自閉症のスクリーニング  自閉症であるという診断は、早期発見・早期介入の立場から、なるべく早期に、それも正確に行う必要があります。ただ、自閉症の診断自体簡単ではないので、先ず自閉症の可能性のある子供を発見するスクリーニングが必要になります。自閉症の症状・徴候は1才半までに出ることが多いのですが、2~3才にならないと診断されないことがあります。2~3才で話し言葉の発達の遅延は顕著になっていくので、診断が容易になるものと思われます。前回で列挙したような発達の遅れ、自閉症の症状・徴候に気付いたなら、なるべく早く小児科医に相談して下さい。 小児科医は健診のたびに、簡単なスクリーニングで発達の程度を評価します。自閉症を疑うと、より詳しいスクリーニング手段を使用し、子供の発達や行動について評価します。スクリーニングの方法は、両親からの情報に基づいたものもあれば、医師の観察に基づいたものもあります。そして、自閉症の可能性があれば、発達の専門医や他の専門家に紹介されます。 乳幼児の脳は発達途上です、従って、早期発見・早期介入によって可能性を生かすことができるのです。ただ、どの年齢でも介入による利点があるので、発見が遅すぎるということはありません。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 日曜日, 24 6月 2007

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第49回 あなたのコレステロール値は大丈夫?

最新の血中コレステロール目標値 (Update on Treatment Goals for Cholesterol) テレビや新聞などの報道で、もうご存知の方も多いかも知れませんが、7月中旬に新しい血中コレステロールの目標値が発表されました。7月13日に発行されたアメリカ心臓協会(American Heart Association)の機関雑誌である「Circulation」(循環)に、過去3年間に発表された5つの大きな臨床研究に基づいた、新しいコレステロール治療指針が紹介されたのです。この中で、以前にも増して厳しい目標値が特にハイリスクの人に採用されたので、マスコミの大きな関心を集めることになりました。この新しい指針は、3年前に出された有名な、高コレステロール血症の治療指針である、ATPIII Report (Adult Treatment Panel III Report )=米国コレステロール教育プログラム・ 成人治療専門委員会第3報告を改訂したものです。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 金曜日, 1 10月 2004

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第117回 過敏性腸症候群 (Irritable Bowel Syndrome = IBS)

    過敏性腸症候群 (IBS) は、過敏性大腸炎や過敏性大腸症候群とも呼ばれていますが、非常に一般的な病気で、アメリカでは成人の5人に1人は IBS に罹患していると考えられています。半数以上の人は35歳以下で発症し、女性は男性の2倍以上の確率で罹患します。  

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 月曜日, 24 5月 2010

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第25回 プライマリ・ケア(Primary Care = 初期診療)

専門医受診の前に 久しく前から日本でも、プライマリ・ケアという言葉が使われ、プライマリケア学会という学術団体が誕生するなど、「プライマリ・ケア」という言葉は徐々に市民権を得ています。プライマリ・ケアは日本語では、初期診療又は一次診療と訳され、小中規模病院での二次診療、あるいは大病院での三次診療と区別されています。アメリカでいうプライマリ・ケアは、内科医(internist)、小児科医(Pediatrician)、家庭医(Family Practitioner)の各専門医や、GP(General Practitioner)と呼ばれる一般医の診療を意味します。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | TUSEDAY, 28 9月 2004

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第6回 左半身の筋力の低下(Muscle weakness)

質問:55歳になる女性(Aさん)ですが、体の左半身の筋力が弱くてなってきています。原因として考えられるものは?

医療相談室 | Ildong Kim | 水曜日, 21 12月 2005

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第8回 喉頭蓋炎(Epiglottitis)

症状:高熱、咽頭痛、呼吸困難 3才のG君は、昨日までは元気にしていましたが、今朝になって食事をいやがり、39.5度の高熱を出しました。夕方になると、呼吸も苦しそうで座ってよだれを流すようになりました。母親が主治医に電話すると、911で至急に救急車を手配するとのことで、救急室に行くことになりました。救急室に着くとしばらくしてG君は手術室に連れて行かれ、アメリカの医療事情に疎い両親は不安に駆られました。G君は最近日本から来たばかりで、アメリカの予防接種はまだ何も受けていませんでした。

気になる症状 | Ildong Kim | 金曜日, 15 10月 2004

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第35回 耳鳴り(Tinnitus)

耳鳴りは外界には聞こえない音が耳や頭の中で聞こえることを言いますが、耳鳴りには、聴診器などによって他者にも聞こえる耳鳴りと、その本人にしか聞こえない耳鳴りの2種類があります。 耳鳴りと一口に言っても実はジーンという音やブーンという音、口笛様の音、呼び鈴様の音、といくつもの種類があり、時々起こる軽度で、注意しないと聞こえないものから、持続性で大きく睡眠や集中力に障害を及ぼすものまであります。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 30 9月 2004

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轢かれた

日本に到着し、二日間たち、家族と一緒に駅の方へ向かって、日本の狭い道を歩いていた時の話である。暑い、日が照ってぽかぽかする日だった。サンフランシスコ市から来たもので、そこは夏でも冬のようなので、楽しんで歩いていた。私は一歳の息子を抱いて、前の方を歩いて、妻は四歳の娘と後の方についていた。景色に見とれながら、以後頭から離れないモータバイクの音が聞こえてきた。 妻が叫んだ。後ろを振りかって、男と女の人がバイクに乗っている姿を見た。そばに、倒れつつある娘も目にしたのだ。スローモーションのように、娘がはねられて、どしんと地面にぶつかって、そして足が轢かれたのを見た。娘が泣き出していた。妻が叫び続けていた。加害者が何度も何度も「大丈夫ですか」と尋ねていた。直ぐに私が娘を抱いて、状態が分かるように診察を始めた。医学生なので、訓練成果があらわれて、つい医者としての自分に変身した。

アメリカ医学生の体験談 | Jay Starkey | 水曜日, 9 1月 2008

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第53回 線維筋痛症(Fibromyalgia)

線維筋痛症という聞き慣れない病気をご存知でしょうか。慢性的な痛みや疲れを主症状とする病気ですが、今までは原因が特定されないと心因症と誤解されがちだったのですが、最近、線維筋痛症という独立した病気 (実際には症候群) として認識されるようになりました。と言っても、原因が特定されているわけでもなく、いろいろな要因が関与していると考えられているのです。例えば、交通事故や精神的・身体的ストレスとの関係も示唆されています。あるいは、膠原 (こうげん) 病や他の病気との関連も考えられています。  アメリカでは50人に1人は線維筋痛症の患者さんだと言われていますが、日本での実態は定かではありません。患者さんの8~9割は女性ですが、男性や子供も見受けられます。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 水曜日, 1 12月 2004

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第1回 細菌性髄膜炎 (Bacterial meningitis)

今回から、私が医師になって実際に経験したケース(主に日本での経験)を基に、架空の患者を設定しそれを症例風にご紹介し、様々な病気の初期症状の発見に役立てていただければと思っています。

気になる症状 | Ildong Kim | 木曜日, 7 10月 2004

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第18回 アレルギー性鼻炎(花粉症)

東京の住民の10人に1人以上が、花粉症(アレルギー性鼻炎)に罹患しているとの新聞記事を以前読んだことがありますが、アメリカでは、人口の約15%、すなわち6―7人に1人がアレルギー性鼻炎に悩まされています。4―5歳以下の年齢で罹患することは少ないので、実際にはかなりの人がアレルギー性鼻炎に悩まされていることになります。日本クリニックの患者さんでも、大人では2割近い人にアレルギー性鼻炎の既往があります。日本語でアレルギー性鼻炎(allergic rhinitis)は一般に、花粉症と呼ばれますが、アメリカでは、hay fever (枯れ草熱)とも呼ばれています。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 水曜日, 15 9月 2004

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第76回 不眠症 (Insomina)

不眠症の人はアメリカで6000万人いると言われています。1か月以上不眠が続く慢性不眠症の人も人口の1割程度といると推定されていますが、それほど不眠症は一般的な病気です。不眠症は年齢が上がるに従って増え、高齢者の多くが不眠症に悩まされています。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 水曜日, 24 1月 2007

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第63回 膝の痛み (Knee pain) =運動およびスポーツ外傷によるもの=

第63回 膝の痛み (Knee pain) =運動およびスポーツ外傷によるもの=

膝の痛みは、内科医や家庭医を受診する筋骨格系の病気のうち3分の1を占めると言われるほど頻度の高い訴えです。特に、スポーツや運動を行っている人の半分以上が何らかの膝の痛みを訴えると言われています。軽い膝の痛みは、膝の使いすぎ、スポーツを行う際の準備運動や整理運動の不足が原因になっています。...

第39回 血管迷走神経反射 (Vasovagal Reflex)

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第30回 ブルガダ症候群(Brugada sydrome)

症状:失神、突然死、あるいは無症状 Kさんは、仕事中急に気を失いました。救急車で、近くの救急病院に運ばれ、いろいろ検査を受けましたが原因がわからず、心臓の専門医を紹介されました。後日心臓の専門医を受診したところ、ブルガダ症候群の可能性があるということで、心臓電気生理検査を受け、その結果、植え込み型除細動器(ICD)の手術を受けることになりました。...

第31回 子供の亀頭包皮炎 (Balanoposthitis)

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第85回 腹痛 (Abdominal pain)

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第54回 副鼻腔炎 (Sinusitis)

第43回 肋軟骨炎 (Costochondritis)

第60回 血尿(Hematuria)

第29回 バルトリン(腺)膿瘍 (Bartholin’s abscess)

第64回 肩の痛み(Shoulder pain)

第55回 アメリカでの妊娠と出産

第75回 卵巣嚢胞(嚢腫)(Ovarian cysts)

第59回 注意欠陥多動性障害(ADHD) その2

第71回 無月経 (Amenorrhea)

第81回 胸痛 (Chest Pain)

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医学教育

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死体解剖

死体解剖

今週は、とてもたくさんの事について、勉強しました。医学を学ぶことは、よく、「消火用ホースから、水を飲むことのようだ」と言われています。今までは、その意味が良くわかりませんでしたが、医大で勉強を始めて、新しい情報がどんどん出てくるので、ちょっとその意味を理解できるようになった気がしました。...

新入生向けのオリエンテーション

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US Medical School: Timeline

Outline of US Medical Education First, a quick summary. Total time from high school graduation to residency completion: 4 years college + 4 years medical school + 3-5 years residency = 11-13 year...

医大に入る前

はじめまして。ジェイといいます。私は日本で二年間過ごしたので、日本語が話せるようになりました。うまくはないけれど、頑張って、日本語でこの記事を書いてみます。 ...

医学選択科目

UCSFには、必修科目に加えて、医学と芸術、ホームレス健康問題、黒人健康管理の格差、小児科問題、中国語医学用語など、いろいろな選択科目があります。 私は、「アジア人の健康と医学」と「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の2つの選択科目をとることにしました。今日は、「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の授業について、書きたいと思います。 ...

中間試験

Introuduction: An American Medical Student

Intensive Care Unit

Blocks: An Integrated Approach to Learning Medicine

Preceptorship: Learning in the Community Setting

轢かれた

集中治療室

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その3 エッチドクター? =思春期医療=

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アメリカでは思春期医療というのが、小児科の中で独立した領域として存在します。従って、小児科の研修を受ける人は、思春期医療の研修も行います。避妊の仕方や、ドラッグの体に対する悪影響、思春期特有の問題について研修をします。特にアメリカではドラッグに手を出す高校生が3割以上いるので、ドラッグに関する知識は小児科医としては必須です。...

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質問:33才の男性で、肛門辺りの不快感と射精時に痛みがあり、医師を受診したところ、急性前立腺炎と言われました。急性前立腺炎とはどういう病気ですか?...

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第1回 のどの痛み(sore throat)

質問:よく熱をだして、のどが痛くなりますがどんな病気が考えられますか? のどの痛みは非常に訴えの多い症状です。のどの痛みと言っても患者さんが訴える「のどの痛み」は、扁桃、咽頭、喉頭の痛みから、首の正面下部あたりまでの痛みが含まれることがありますが、ここでは、扁桃、咽頭及び喉頭の痛みに限っておきます。...

第6回 左半身の筋力の低下(Muscle weakness)

第5回 肛門周囲膿瘍(perianal abscess)

その7 胸痛はお父さんの愛情 =愛情も度を越すと病気を起こす=

第2回 アレルギー(Allergic Rhinitis)

第4回 高脂血症 (Hyperlipidemia)

その9 抗菌剤(抗生物質)は正義の味方か?

その4 脅かすドクター =成人病のコントロール=

その5 たとえ話 =醜いアヒルの子は白鳥?=

その8 渡米して驚く予防接種の数

その10 家族のように思って治療を =これが良いドクターの条件?=