第96回 幼児のしつけ (Discipline)

しつけは、両親や知り合いから聞いたやり方で行っている人もいれば、有名な著者の育児書を参考にしている人もいます。しかし、中には間違った育児方法が長年伝わっていたり、育児書によっては、著者の主張が前面に出て、少し極端な助言をしているものもあります。育児書の中では、アメリカ小児科学会が出版しているものが最も信頼できるので、今回はその育児書に沿って、1才から3才までの幼児のしつけのポイントを解説してみます。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 2 10月 2008

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第12回 更年期障害

サンディエゴの地元日系紙「ゆうゆう」の2001年4月1日号に掲載。改訂を予定していますので今しばらくお待ちください。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 水曜日, 15 9月 2004

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第57回 シックハウス症候群 (Sick House Syndrome)

家の中の空気が大気よりも汚染されているかもしれない――ということをご存知ですか。実際に、多くの都市部では室内空気の方が大気よりも汚染されています。とりわけ、体に有害な一酸化炭素や一酸化窒素などの揮発性有機化合物の空気中の濃度は、室内の方が外気よりも高いのです。大半の人は、1日のうち8~9割の時間を家、アパート、ビルなどの建物の中で過ごします。中でも、空気汚染の被害を受けやすい乳幼児や高齢者は、平均して95%以上の時間を建物内で過ごしています。従って、室内の空気汚染は程度が軽度でも、長期間に及ぶと健康に与える影響は計り知れないものがあるのです。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 日曜日, 3 4月 2005

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第23回 子宮筋腫(Uterine Fibroids)

症状:月経過多、生理痛、頻尿 45才のOさんは2年前から生理時の出血が増加し、生理周期も不規則になってきましたが、頻尿が出てきたので、まず泌尿器科を受診しました。頻尿の原因が泌尿器科的な疾患ではないため、Oさんは婦人科に紹介され、診察と超音波検査で、子宮筋腫と診断されました。筋腫もかなり大きく、貧血もひどく、すでに子供も3人いたので、Oさんは婦人科医と相談の上、子宮摘出の手術を受けることにしました。

気になる症状 | Ildong Kim | 水曜日, 20 10月 2004

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新入生向けのオリエンテーション

今週の火曜日から金曜日まで、医大のオリエンテーションに参加しました。クラスメートと知り合うことがオリエンテーションの重要な部分でした。新入生は全員で141人です。彼らは、いろいろな経歴の持ち主です。たとえば、ある女の子は妊娠8ヶ月で、前にプロバレリーナをとして働いていました。ある男の子はビスネスマンとして成功していました。年齢層は20才から34才までです。男女の比率は、女性51%、男性49%です。ほとんどの人は今まで、研究、ボランティア活動、または長期間の海外旅行をしてきました。みんな、優しそうです。

アメリカ医学生の体験談 | Jay Starkey | 木曜日, 16 9月 2004

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第7回 SARS (重症急性呼吸器症候群)

症状:発熱、咳、息切れ 今回は、世界を震撼させているSARS(Sever Acute Respiratory Syndrome = 重症急性呼吸器症候群)について説明します。 SARSの感染はSARS感染者の咳、くしゃみによる飛沫物か体液又は、それらの付いた物に触れるか、直接感染者の肌等に触れることによって、SARSウィルスが鼻、口、目などから体内に入ることによって起こりますが、感染すると2-7日の潜伏期間を経てまず発熱します。発熱は摂氏38度か華氏100.4度以上で、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛、食欲不振、発疹、下痢などの症状が伴うことがあります。痰の伴わない咳、息切れ、呼吸苦などの呼吸器症状は発熱後2-7日して起こることが多いようですが、発熱とともに最初から出る例もあるようです。呼吸器症状が出現すると1-2割の人は、人工呼吸器が必要になる程急激に悪化していきます。

気になる症状 | Ildong Kim | 金曜日, 15 10月 2004

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第48回 猫ひっかき病 (Cat Scratch Disease = CSD)

  症状: リンパ節の腫れと痛み、発熱、疲労感    18才のKさんは、2-3週間まえから、微熱と疲れが始まり、腋の下のリンパ節も腫れて痛みを起こしています。Kさんは、実は、2ヶ月前、知人から子猫をもらって可愛がっているのです。  

気になる症状 | Ildong Kim | 木曜日, 25 1月 2007

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第27回 

サンディエゴの地元日系紙「ゆうゆう」の2002年8月1日号に掲載。改訂を予定していますので今しばらくお待ちください。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 30 9月 2004

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第37回 熱性けいれん (Febrile seizure)

症状:けいれん、発熱 1才3ヶ月のTちゃんは、朝から熱を出し、昼過ぎに、突然両手両足をぴくぴくさせ、両目が上の方に向いてしまい、おかあさんが、体を揺すっても、全然反応しなくなりました。心配したお母さんは、救急車を呼びましたが、救急車が到着する前に、Tちゃんのけいれんは止まりました。

気になる症状 | Ildong Kim | 水曜日, 21 12月 2005

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第49回 突発性難聴 (Sudden Hearing Loss)

  症状: 突然の難聴(片側)、耳鳴り、めまい   42才のEさんは、朝起きると右側の耳がほとんど聞こえないのに気づき、救急室を受診しました。救急医から、突発性難聴の可能性があるということで、ステロイドを処方され、耳鼻科専門医を後日受診するよう指示されました。

気になる症状 | Ildong Kim | 木曜日, 25 1月 2007

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第17回 食事と成人病(特に高脂血症)

サンディエゴの地元日系紙「ゆうゆう」の2001年9月1日号に掲載。改訂を予定していますので今しばらくお待ちください。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 水曜日, 15 9月 2004

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第46回 子供の時に始まる動脈硬化(Atherosclerosis-*注)

動脈硬化は大人になって始まると誤解されている方が多いのではないでしょうか。確かに、動脈硬化に起因する狭心症や心筋梗塞 (こうそく)、脳梗塞や末梢血管の閉塞は中年以降に多い病気ですが、血管の内側に脂肪が蓄積する動脈硬化そのものは子供の時に始まります。生後数年以内に動脈硬化性変化が始まることは多くの研究者が同意しています。20才になる頃には、ほとんどの人が主な動脈の内側に脂肪の沈着物であるアテロームを持っています。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 金曜日, 1 10月 2004

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第26回 夏と病気 (熱による病気) 

日中の気温が上昇し、焼きつくような日差しが多くなり、いよいよ本格的な夏到来ですが、日中スポーツを行う人にとっては要注意の季節です。特にマラソン、トライアスロン等過酷で長時間行うスポーツは、熱と脱水による健康障害を受けやすくなります。熱による疾患は、程度の軽い順から、熱失神(heat syncope)、熱痙攣(heat cramps)、熱ばて(heat exhaustion)、熱射病(heat stroke)とありますが、いづれも外界の熱に対し、体の体温調整ができなくなった時に起こります。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 30 9月 2004

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第11回 自然気胸 (Spontaneous Pneumothorax)

症状:胸痛、呼吸苦 23才の学生P君は細めの長身の若者です。ある日突然胸痛がして呼吸が苦しくなってきたので近くの内科医を受診しました。診察上は特に異常がなく、呼吸苦も軽度でしたが、胸痛がしだいにひどくなってきたので近くのUrgent Care Centerに紹介されました。そこで検査を受けることになり、胸部のレントゲンで、自然気胸と診断されたのです。幸い程度が軽度だったので、痛み止めと咳止めをもらって帰宅しました。

気になる症状 | Ildong Kim | 金曜日, 15 10月 2004

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第116回 脂肪肝(Fatty Liver)

   脂肪肝と診断される人が日本でもアメリカでも増加しています。これは脂肪肝が、肥満とメタボリック症候群 (メタボ) と相関しているからです。最近まで、脂肪肝は良性の病態で、放置していても特に重症の状態にはならないと考えられてきましたが、実際には、ごく少ない割合ですが脂肪肝も肝硬変や肝臓癌 (がん) に進行する可能性があるのです。   脂肪肝には、飲酒が原因のアルコール性のものと、飲酒以外の原因の非アルコール性のものがあります。近年は、肥満やメタボリック症候群と関係のある脂肪肝が増えてきているので、今回はこの非アルコール性の脂肪肝に焦点を当て解説をします。   

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 月曜日, 24 5月 2010

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第63回 膝の痛み (Knee pain) =運動およびスポーツ外傷によるもの=

第63回 膝の痛み (Knee pain) =運動およびスポーツ外傷によるもの=

膝の痛みは、内科医や家庭医を受診する筋骨格系の病気のうち3分の1を占めると言われるほど頻度の高い訴えです。特に、スポーツや運動を行っている人の半分以上が何らかの膝の痛みを訴えると言われています。軽い膝の痛みは、膝の使いすぎ、スポーツを行う際の準備運動や整理運動の不足が原因になっています。...

第39回 血管迷走神経反射 (Vasovagal Reflex)

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第30回 ブルガダ症候群(Brugada sydrome)

症状:失神、突然死、あるいは無症状 Kさんは、仕事中急に気を失いました。救急車で、近くの救急病院に運ばれ、いろいろ検査を受けましたが原因がわからず、心臓の専門医を紹介されました。後日心臓の専門医を受診したところ、ブルガダ症候群の可能性があるということで、心臓電気生理検査を受け、その結果、植え込み型除細動器(ICD)の手術を受けることになりました。...

第31回 子供の亀頭包皮炎 (Balanoposthitis)

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第85回 腹痛 (Abdominal pain)

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第54回 副鼻腔炎 (Sinusitis)

第43回 肋軟骨炎 (Costochondritis)

第60回 血尿(Hematuria)

第29回 バルトリン(腺)膿瘍 (Bartholin’s abscess)

第64回 肩の痛み(Shoulder pain)

第55回 アメリカでの妊娠と出産

第75回 卵巣嚢胞(嚢腫)(Ovarian cysts)

第59回 注意欠陥多動性障害(ADHD) その2

第71回 無月経 (Amenorrhea)

第81回 胸痛 (Chest Pain)

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死体解剖

死体解剖

今週は、とてもたくさんの事について、勉強しました。医学を学ぶことは、よく、「消火用ホースから、水を飲むことのようだ」と言われています。今までは、その意味が良くわかりませんでしたが、医大で勉強を始めて、新しい情報がどんどん出てくるので、ちょっとその意味を理解できるようになった気がしました。...

新入生向けのオリエンテーション

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US Medical School: Timeline

Outline of US Medical Education First, a quick summary. Total time from high school graduation to residency completion: 4 years college + 4 years medical school + 3-5 years residency = 11-13 year...

医大に入る前

はじめまして。ジェイといいます。私は日本で二年間過ごしたので、日本語が話せるようになりました。うまくはないけれど、頑張って、日本語でこの記事を書いてみます。 ...

医学選択科目

UCSFには、必修科目に加えて、医学と芸術、ホームレス健康問題、黒人健康管理の格差、小児科問題、中国語医学用語など、いろいろな選択科目があります。 私は、「アジア人の健康と医学」と「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の2つの選択科目をとることにしました。今日は、「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の授業について、書きたいと思います。 ...

中間試験

Introuduction: An American Medical Student

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Blocks: An Integrated Approach to Learning Medicine

Preceptorship: Learning in the Community Setting

轢かれた

集中治療室

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その3 エッチドクター? =思春期医療=

その3 エッチドクター? =思春期医療=

アメリカでは思春期医療というのが、小児科の中で独立した領域として存在します。従って、小児科の研修を受ける人は、思春期医療の研修も行います。避妊の仕方や、ドラッグの体に対する悪影響、思春期特有の問題について研修をします。特にアメリカではドラッグに手を出す高校生が3割以上いるので、ドラッグに関する知識は小児科医としては必須です。...

第3回 虫刺され(Insect bites)

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質問:33才の男性で、肛門辺りの不快感と射精時に痛みがあり、医師を受診したところ、急性前立腺炎と言われました。急性前立腺炎とはどういう病気ですか?...

その6 耳垢君、君は包囲された

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質問:よく熱をだして、のどが痛くなりますがどんな病気が考えられますか? のどの痛みは非常に訴えの多い症状です。のどの痛みと言っても患者さんが訴える「のどの痛み」は、扁桃、咽頭、喉頭の痛みから、首の正面下部あたりまでの痛みが含まれることがありますが、ここでは、扁桃、咽頭及び喉頭の痛みに限っておきます。...

第6回 左半身の筋力の低下(Muscle weakness)

第5回 肛門周囲膿瘍(perianal abscess)

その7 胸痛はお父さんの愛情 =愛情も度を越すと病気を起こす=

第2回 アレルギー(Allergic Rhinitis)

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その4 脅かすドクター =成人病のコントロール=

その5 たとえ話 =醜いアヒルの子は白鳥?=

その8 渡米して驚く予防接種の数

その10 家族のように思って治療を =これが良いドクターの条件?=