第11回 HIV感染症AIDS(エイズ)

サンディエゴの地元日系紙「ゆうゆう」の2001年3月1日号に掲載。改訂を予定していますので今しばらくお待ちください。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 水曜日, 15 9月 2004

もっと読む

第18回 アレルギー性鼻炎(花粉症)

東京の住民の10人に1人以上が、花粉症(アレルギー性鼻炎)に罹患しているとの新聞記事を以前読んだことがありますが、アメリカでは、人口の約15%、すなわち6―7人に1人がアレルギー性鼻炎に悩まされています。4―5歳以下の年齢で罹患することは少ないので、実際にはかなりの人がアレルギー性鼻炎に悩まされていることになります。日本クリニックの患者さんでも、大人では2割近い人にアレルギー性鼻炎の既往があります。日本語でアレルギー性鼻炎(allergic rhinitis)は一般に、花粉症と呼ばれますが、アメリカでは、hay fever (枯れ草熱)とも呼ばれています。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 水曜日, 15 9月 2004

もっと読む

第22回 肘内障(ちゅうないしょう)

症状:子供の手を引っ張った後、子供が腕を動かさない J君は3才の男の子。公園で歩いている時に転びそうになったので、横にいたお母さんがJ君の右腕を強く引っ張ったところ、その後J君は右腕を動かさなくなりました。骨折を心配したお母さんはJ君をかかりつけの小児科医に連れて行きました。話を聞き終えた小児科医は、J君の右腕をつかんで、回転させるように伸ばしたかと思うと、先程まで全然腕を動かそうとしなかったJ君がゆっくり右腕を動かし始めました。

気になる症状 | Ildong Kim | 水曜日, 20 10月 2004

もっと読む

第3回 虫刺され(Insect bites)

質問:家でよく虫に咬まれますが、どんな虫がよく人を咬むのでしょうか。 家の中で咬まれる虫というと、可能性の高いのは主にノミとナンキンムシではないでしょうか。蜘蛛(くも)や蟻(あり)にも咬まれることがあるかもしれませんが、頻度はずっと低いようです。ほこりの中に住むダニもいますが、とても小さく、人を咬むというよりは、喘息などの原因になることが多いので、ここでは省略します。サンディエゴは比較的気温が高い地域にありながら、家に住む虫はそんなに多くないように思います。それは空気がある程度乾燥していることに関係あるのかも知れません。

医療相談室 | Ildong Kim | 日曜日, 19 9月 2004

もっと読む

第45回 唾石症 (Salivary stone = Sialolithiasis)

症状:顔や首の腫れ、痛み、口の乾燥 32歳のKさんは、ある夕食時、突然顎の下に激痛が起こり、腫れにも気づきました。翌日内科医を受診したところ、唾石症の疑いで耳鼻科医を紹介されました。

気になる症状 | Ildong Kim | 水曜日, 24 1月 2007

もっと読む

第15回 甲状腺機能低下症 (hypothyroidism)

症状:疲れやすい、元気が出ない、寒さに弱い 35才の女性Jさんは1年程前から、疲れやすくなり、気分もふさぎがちになってきました。心配になって精神科医を受診、「軽いうつ病」と診断され抗うつ薬をしばらく服用していましたがあまり効果はありません。夫に薦められて、Jさんは近所の内科医を受診しました。内科医は、問診、診察の後で簡単な血液検査をし、その結果、甲状腺機能低下症であることが数日後に判明しました。

気になる症状 | Ildong Kim | 金曜日, 15 10月 2004

もっと読む

第70回 過活動膀胱 (OAB = Overactive Bladder)

過活動膀胱という言葉は、2001年の国際尿禁制学会で採択された比較的新しい用語ですが、尿意切迫感、失禁(尿漏れ)、それと頻尿を主体とする疾患のことです。欧米では40才以上の10〜20%、日本では12.4%(日本排尿機能学会の疫学調査=2002年)と推定されています。米国では1300万人以上、日本では800万人以上の患者さんが存在することになり、極めて頻度の高い疾患ということになります。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 1 6月 2006

もっと読む

第35回 耳鳴り(Tinnitus)

耳鳴りは外界には聞こえない音が耳や頭の中で聞こえることを言いますが、耳鳴りには、聴診器などによって他者にも聞こえる耳鳴りと、その本人にしか聞こえない耳鳴りの2種類があります。 耳鳴りと一口に言っても実はジーンという音やブーンという音、口笛様の音、呼び鈴様の音、といくつもの種類があり、時々起こる軽度で、注意しないと聞こえないものから、持続性で大きく睡眠や集中力に障害を及ぼすものまであります。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 30 9月 2004

もっと読む

第34回 続・SARS (重症急性呼吸器症候群)

サンディエゴの地元日系紙「ゆうゆう」の2003年5月1日号に掲載。改訂を予定していますので今しばらくお待ちください。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 30 9月 2004

もっと読む

第48回 猫ひっかき病 (Cat Scratch Disease = CSD)

  症状: リンパ節の腫れと痛み、発熱、疲労感    18才のKさんは、2-3週間まえから、微熱と疲れが始まり、腋の下のリンパ節も腫れて痛みを起こしています。Kさんは、実は、2ヶ月前、知人から子猫をもらって可愛がっているのです。  

気になる症状 | Ildong Kim | 木曜日, 25 1月 2007

もっと読む

第68回 抗生物質(抗菌剤)の話 (Antibiotics)

風邪に抗生物質は有効か 風邪を引くと、抗生物質をのむのが当然だと思っている人はいませんか?日本のあるテレビ局の行った実験では、風邪を引いたスタッフ40人を病院に行かせたところ、その8割の人が医師から抗生物質を処方されたということです。また、患者さんが小児の場合、親の方から医師に抗生物質の処方を頼むことが多いようです。日本から、渡米して来られる人の中にも、風邪薬と一緒に抗生物質を持参されて来られる方が多くおられます。このように、日本では風邪でよく処方される抗生物質ですが、風邪に抗生物質は効果があるのでしょうか。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 日曜日, 16 4月 2006

もっと読む

第46回 子供の時に始まる動脈硬化(Atherosclerosis-*注)

動脈硬化は大人になって始まると誤解されている方が多いのではないでしょうか。確かに、動脈硬化に起因する狭心症や心筋梗塞 (こうそく)、脳梗塞や末梢血管の閉塞は中年以降に多い病気ですが、血管の内側に脂肪が蓄積する動脈硬化そのものは子供の時に始まります。生後数年以内に動脈硬化性変化が始まることは多くの研究者が同意しています。20才になる頃には、ほとんどの人が主な動脈の内側に脂肪の沈着物であるアテロームを持っています。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 金曜日, 1 10月 2004

もっと読む

Introuduction: An American Medical Student

Hello. My name is Jay Starkey. I am a medical student at the University of California San Francisco. I started medical school in the fall of 2004 at the "young"...

Medical Student Life | jstarkey | TUSEDAY, 10 1月 2006

もっと読む

第21回 アメリカでも3分診療? =南カリフォルニアの医療事情=

HMOの生まれ故郷、南カリフォルニア サンディエゴで、日本クリニックが開院して2年になりますが、この間診療を通じて見た南カリフォルニアの医療事情というものを述べてみたいと思います。ここでいう南カリフォルアの医療事情と言うのは、何よりもHMO(健康維持機関=毎月一定の掛け金を取って、最小限の支払いで診療を受けようとする保険またはその保険会社のこと)の影響が絶大な地域での医療事情ということです。日本からアメリカに来られたばかりの人、あるいはアメリカに長年住んでいるが、南カリフォルニアからあまり離れたことのない人、またはアメリカであまり医師を受診したことがない人には、南カリフォルニアの医療事情と言われてもピンとこないかもしれません。私も、サンディエゴに来るまでは、HMOのメッカ、南カリフォルニアがこんなにも、医療面で他の地域と違うというのが、わかりませんでした。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 日曜日, 26 9月 2004

もっと読む

第18回 川崎病(Kawasaki Disease)

症状:発熱、結膜炎、唇の発赤、いちご舌 1才半のTちゃんは4日前から高熱を出し、両方の目が充血し、唇が口紅でもつけたかのように赤くなり、その上に舌はいちごの表面のようになりました。両親は近医の小児科医にTちゃんを連れて行ったところ、川崎病の可能性があるということで、大きな病院の小児科を紹介され、そのまま入院になりました。

気になる症状 | Ildong Kim | 水曜日, 20 10月 2004

もっと読む

MORE_IN: 医療相談室, 気になる症状, アメリカ医学生の体験談, アメリカ健康ノート, 診察室, Medical Student Life

100%
-
+
3
Show options
Move
Display 0 | 5 | 10 | 15 Stories

ヘルス

Move
Display 0 | 5 | 10 | 15 Stories

医学教育

Topics
Top Story

死体解剖

死体解剖

今週は、とてもたくさんの事について、勉強しました。医学を学ぶことは、よく、「消火用ホースから、水を飲むことのようだ」と言われています。今までは、その意味が良くわかりませんでしたが、医大で勉強を始めて、新しい情報がどんどん出てくるので、ちょっとその意味を理解できるようになった気がしました。...

新入生向けのオリエンテーション

...

医学選択科目

UCSFには、必修科目に加えて、医学と芸術、ホームレス健康問題、黒人健康管理の格差、小児科問題、中国語医学用語など、いろいろな選択科目があります。 私は、「アジア人の健康と医学」と「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の2つの選択科目をとることにしました。今日は、「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の授業について、書きたいと思います。 ...

医大に入る前

はじめまして。ジェイといいます。私は日本で二年間過ごしたので、日本語が話せるようになりました。うまくはないけれど、頑張って、日本語でこの記事を書いてみます。 ...

US Medical School: Timeline

Outline of US Medical Education First, a quick summary. Total time from high school graduation to residency completion: 4 years college + 4 years medical school + 3-5 years residency = 11-13 year...

中間試験

Introuduction: An American Medical Student

Blocks: An Integrated Approach to Learning Medicine

Intensive Care Unit

Preceptorship: Learning in the Community Setting

轢かれた

集中治療室

Move
Display 0 | 5 | 10 | 15 Stories

医療室

Topics
Top Story

その3 エッチドクター? =思春期医療=

その3 エッチドクター? =思春期医療=

アメリカでは思春期医療というのが、小児科の中で独立した領域として存在します。従って、小児科の研修を受ける人は、思春期医療の研修も行います。避妊の仕方や、ドラッグの体に対する悪影響、思春期特有の問題について研修をします。特にアメリカではドラッグに手を出す高校生が3割以上いるので、ドラッグに関する知識は小児科医としては必須です。...

第3回 虫刺され(Insect bites)

...

その6 耳垢君、君は包囲された

...

第7回 急性前立腺炎 (Acute Prostatitis)

質問:33才の男性で、肛門辺りの不快感と射精時に痛みがあり、医師を受診したところ、急性前立腺炎と言われました。急性前立腺炎とはどういう病気ですか?...

第1回 のどの痛み(sore throat)

質問:よく熱をだして、のどが痛くなりますがどんな病気が考えられますか? のどの痛みは非常に訴えの多い症状です。のどの痛みと言っても患者さんが訴える「のどの痛み」は、扁桃、咽頭、喉頭の痛みから、首の正面下部あたりまでの痛みが含まれることがありますが、ここでは、扁桃、咽頭及び喉頭の痛みに限っておきます。...

第6回 左半身の筋力の低下(Muscle weakness)

第5回 肛門周囲膿瘍(perianal abscess)

その7 胸痛はお父さんの愛情 =愛情も度を越すと病気を起こす=

第2回 アレルギー(Allergic Rhinitis)

その9 抗菌剤(抗生物質)は正義の味方か?

第4回 高脂血症 (Hyperlipidemia)

その4 脅かすドクター =成人病のコントロール=

その8 渡米して驚く予防接種の数

その5 たとえ話 =醜いアヒルの子は白鳥?=

その10 家族のように思って治療を =これが良いドクターの条件?=