第17回 糖尿病 (Diabetes Mellitus)

症状:のどの渇き、頻尿、疲労 45才のYさんは最近疲れやすくなり、尿の回数も増えてきました。絶えず喉が渇き水もよく飲みます。内科医を受診するとおしっこに糖分が含まれているということで、数日後の朝、前夜から8時間絶食をし、血液検査を受けました。早朝空腹時血糖が160以上もあり、糖尿病と診断され、ヘモグロビンA1Cという血液検査を更に受け、Yさんは食事・運動療法を開始することになりました。

気になる症状 | Ildong Kim | 水曜日, 20 10月 2004

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第75回 卵巣嚢胞(嚢腫)(Ovarian cysts)

卵巣嚢(のう)胞は、卵巣にできる水様や半固形状の液体が入った袋状のものを指しますが、卵巣嚢腫とも呼ばれています。卵巣嚢胞のほとんどが機能性または生理的嚢胞で、良性で排卵に伴って形成され、症状もなく、外科的手術の対象にもなりません。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 水曜日, 24 1月 2007

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第62回 性感染症 (STDs = sexually transmitted diseases) その2

前回に続いて、今回も性感染症について説明します。今回は、B型肝炎やHIV感染症などのように、性行為以外の感染様式 (例えば、静脈注射による) を持つものも加えています。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 1 9月 2005

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第26回 夏と病気 (熱による病気) 

日中の気温が上昇し、焼きつくような日差しが多くなり、いよいよ本格的な夏到来ですが、日中スポーツを行う人にとっては要注意の季節です。特にマラソン、トライアスロン等過酷で長時間行うスポーツは、熱と脱水による健康障害を受けやすくなります。熱による疾患は、程度の軽い順から、熱失神(heat syncope)、熱痙攣(heat cramps)、熱ばて(heat exhaustion)、熱射病(heat stroke)とありますが、いづれも外界の熱に対し、体の体温調整ができなくなった時に起こります。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 30 9月 2004

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第33回 SARS (重症急性呼吸器症候群) =なぞの肺炎?

サンディエゴの地元日系紙「ゆうゆう」の2003年4月1日号に掲載。改訂を予定していますので今しばらくお待ちください。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 30 9月 2004

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第82回 自閉症 (Autism) その1

 自閉症が初めて紹介されたのは今から60年以上も前ですが、今日においても、自閉症の原因は解明されていません。但し、自閉症が母親の誤った育児の結果であるといった誤解や、予防接種との関連性は、現在では否定されています。 アメリカでは1,000人に3~6人程度の人が自閉症ではないかと推測されています。近年、その数が増えてきているのですが、それは新しい自閉症の定義が、より広範囲の子供を自閉症の範疇に入れている結果だと考えられています。自閉症は、人種や社会経済的地位に関係なく等しく認められますが、男子は女子より3~4倍高い確率で自閉症になります。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 土曜日, 28 4月 2007

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第22回 肘内障(ちゅうないしょう)

症状:子供の手を引っ張った後、子供が腕を動かさない J君は3才の男の子。公園で歩いている時に転びそうになったので、横にいたお母さんがJ君の右腕を強く引っ張ったところ、その後J君は右腕を動かさなくなりました。骨折を心配したお母さんはJ君をかかりつけの小児科医に連れて行きました。話を聞き終えた小児科医は、J君の右腕をつかんで、回転させるように伸ばしたかと思うと、先程まで全然腕を動かそうとしなかったJ君がゆっくり右腕を動かし始めました。

気になる症状 | Ildong Kim | 水曜日, 20 10月 2004

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第23回 子宮筋腫(Uterine Fibroids)

症状:月経過多、生理痛、頻尿 45才のOさんは2年前から生理時の出血が増加し、生理周期も不規則になってきましたが、頻尿が出てきたので、まず泌尿器科を受診しました。頻尿の原因が泌尿器科的な疾患ではないため、Oさんは婦人科に紹介され、診察と超音波検査で、子宮筋腫と診断されました。筋腫もかなり大きく、貧血もひどく、すでに子供も3人いたので、Oさんは婦人科医と相談の上、子宮摘出の手術を受けることにしました。

気になる症状 | Ildong Kim | 水曜日, 20 10月 2004

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その10 家族のように思って治療を =これが良いドクターの条件?=

私は小児科医でもあり、内科医でもあるので、家族が病気になると私がまず診ます。妻と娘2人ですが、普段患者さんに優しく接する私も、相手が妻や娘になると、少々ぞんざいな言葉を使ってしまします。「こっちへおいで。」とか「早く、ここで横になって。」といった具合です。そして、簡単な採血に失敗し、妻にも娘達にも冷たい目で見られたことがあります。これは、家族が相手だから、無意識の内に過剰な情が入ってしまい、その結果、望まない方向に行ってしまったからでしょう。普段は採血が得意の私ですが、それ以降家族の採血は看護師さんにやってもらうことにしています。

診察室 | Ildong Kim | 木曜日, 1 6月 2006

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第21回 慢性疲労症候群(CFS = chronic fatigue syndrome)

症状:慢性的な疲れ、記憶力の低下、のどの痛み、筋肉痛 46歳のTさんは働き盛りで、毎日かなりの仕事をこなしていましたが、昨年より、疲れがひどく、いくつかの病院へ行き、様々な検査を受けましたが原因がわかりませんでした。筋肉痛や関節痛もあるのでリウマチ科の専門医も受診しましたが、「リューマチ科の病気ではない。」と言われただけです。知り合いに薦められて、ある内科医を受診、諸検査ののち、慢性疲労症候群の可能性があると言われ、抗不安薬を服用し、認知行動療法という精神療法を受け、その後徐々に快方に向かっていきました。

気になる症状 | Ildong Kim | 水曜日, 20 10月 2004

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第90回 新しい喘息(ぜんそく)治療の指針 (Asthma)

アメリカでの喘息人口は2200万人で、そのうち600万人が子供です。喘息がアメリカ社会に与える影響は大きく、喘息の理解、そして予防と治療はアメリカ医療の大きな課題になっています。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 2 10月 2008

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第88回 子供の風邪薬は安全か?

 日本でもアメリカでも、子供が風邪を引くと、親は市販の風邪薬を購入して子供に与えます。しかし、そうしたごく普通に子供に与える風邪薬が、効果があり、子供に対して安全なのかどうか、長い間あまり研究されてきませんでした。市販の風邪薬の子供に対する安全性が、最近になってアメリカでは大きな議論の対象になってきました。これには、市販の風邪薬による子供の死亡数が1969年以来123人に上ってきた背景があります。123人の死は、鼻づまりの薬と抗ヒスタミン剤の使用によって起ったものですが、規定量以上の薬を服用した可能性も示唆されています。これまで積み重ねられてきた調査・研究の結果を基にして、今年10月18・19日の両日、米国食品薬品管理局 (FDA) の市販薬諮問委員会は子供の風邪薬の安全について会合を開き、その結果を公表したのです。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 日曜日, 13 1月 2008

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第55回 急性前立腺炎 (Acute Prostatitis

症状: 陰茎の付け根辺りの痛みや不快感、排尿痛、射精痛     45才のEさんは、最近陰茎の付け根あたりの不快感と排尿時の熱感があり、更に精子に血が混ざるようになったので、家庭医を受診しました。尿検査と、直腸診を行なった医師は、前立腺炎と診断し、抗生物質を4週間処方しました。   

気になる症状 | Ildong Kim | 日曜日, 13 1月 2008

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第14回 アトピー性皮膚炎(2)

サンディエゴの地元日系紙「ゆうゆう」の2001年6月1日号に掲載。改訂を予定していますので今しばらくお待ちください。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 水曜日, 15 9月 2004

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第72回 胸郭出口症候群(Thoracic Outlet Syndrome = TOS)

症状: 手や腕のしびれ、首、肩、腕の痛み    35歳のPさんは、コンピュータープログラマーで週に2-3回は友人とバレーボールをします。右手指・腕のしびれが1ヶ月前に始まり、1週間前から首、肩、上腕の痛みも起こってきました。医師を受診したところ胸郭出口症候群と診断され、理学療法と自宅でのストレッチングを積極的に行い症状は徐々に改善していきました。

気になる症状 | Ildong Kim | 日曜日, 29 3月 2009

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第63回 膝の痛み (Knee pain) =運動およびスポーツ外傷によるもの=

第63回 膝の痛み (Knee pain) =運動およびスポーツ外傷によるもの=

膝の痛みは、内科医や家庭医を受診する筋骨格系の病気のうち3分の1を占めると言われるほど頻度の高い訴えです。特に、スポーツや運動を行っている人の半分以上が何らかの膝の痛みを訴えると言われています。軽い膝の痛みは、膝の使いすぎ、スポーツを行う際の準備運動や整理運動の不足が原因になっています。...

第39回 血管迷走神経反射 (Vasovagal Reflex)

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第30回 ブルガダ症候群(Brugada sydrome)

症状:失神、突然死、あるいは無症状 Kさんは、仕事中急に気を失いました。救急車で、近くの救急病院に運ばれ、いろいろ検査を受けましたが原因がわからず、心臓の専門医を紹介されました。後日心臓の専門医を受診したところ、ブルガダ症候群の可能性があるということで、心臓電気生理検査を受け、その結果、植え込み型除細動器(ICD)の手術を受けることになりました。...

第31回 子供の亀頭包皮炎 (Balanoposthitis)

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第85回 腹痛 (Abdominal pain)

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第54回 副鼻腔炎 (Sinusitis)

第43回 肋軟骨炎 (Costochondritis)

第60回 血尿(Hematuria)

第29回 バルトリン(腺)膿瘍 (Bartholin’s abscess)

第64回 肩の痛み(Shoulder pain)

第55回 アメリカでの妊娠と出産

第75回 卵巣嚢胞(嚢腫)(Ovarian cysts)

第59回 注意欠陥多動性障害(ADHD) その2

第71回 無月経 (Amenorrhea)

第81回 胸痛 (Chest Pain)

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医学教育

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死体解剖

死体解剖

今週は、とてもたくさんの事について、勉強しました。医学を学ぶことは、よく、「消火用ホースから、水を飲むことのようだ」と言われています。今までは、その意味が良くわかりませんでしたが、医大で勉強を始めて、新しい情報がどんどん出てくるので、ちょっとその意味を理解できるようになった気がしました。...

新入生向けのオリエンテーション

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US Medical School: Timeline

Outline of US Medical Education First, a quick summary. Total time from high school graduation to residency completion: 4 years college + 4 years medical school + 3-5 years residency = 11-13 year...

医大に入る前

はじめまして。ジェイといいます。私は日本で二年間過ごしたので、日本語が話せるようになりました。うまくはないけれど、頑張って、日本語でこの記事を書いてみます。 ...

医学選択科目

UCSFには、必修科目に加えて、医学と芸術、ホームレス健康問題、黒人健康管理の格差、小児科問題、中国語医学用語など、いろいろな選択科目があります。 私は、「アジア人の健康と医学」と「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の2つの選択科目をとることにしました。今日は、「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の授業について、書きたいと思います。 ...

中間試験

Introuduction: An American Medical Student

Intensive Care Unit

Blocks: An Integrated Approach to Learning Medicine

Preceptorship: Learning in the Community Setting

轢かれた

集中治療室

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医療室

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その3 エッチドクター? =思春期医療=

その3 エッチドクター? =思春期医療=

アメリカでは思春期医療というのが、小児科の中で独立した領域として存在します。従って、小児科の研修を受ける人は、思春期医療の研修も行います。避妊の仕方や、ドラッグの体に対する悪影響、思春期特有の問題について研修をします。特にアメリカではドラッグに手を出す高校生が3割以上いるので、ドラッグに関する知識は小児科医としては必須です。...

第3回 虫刺され(Insect bites)

...

第7回 急性前立腺炎 (Acute Prostatitis)

質問:33才の男性で、肛門辺りの不快感と射精時に痛みがあり、医師を受診したところ、急性前立腺炎と言われました。急性前立腺炎とはどういう病気ですか?...

その6 耳垢君、君は包囲された

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第1回 のどの痛み(sore throat)

質問:よく熱をだして、のどが痛くなりますがどんな病気が考えられますか? のどの痛みは非常に訴えの多い症状です。のどの痛みと言っても患者さんが訴える「のどの痛み」は、扁桃、咽頭、喉頭の痛みから、首の正面下部あたりまでの痛みが含まれることがありますが、ここでは、扁桃、咽頭及び喉頭の痛みに限っておきます。...

第6回 左半身の筋力の低下(Muscle weakness)

第5回 肛門周囲膿瘍(perianal abscess)

その7 胸痛はお父さんの愛情 =愛情も度を越すと病気を起こす=

第2回 アレルギー(Allergic Rhinitis)

第4回 高脂血症 (Hyperlipidemia)

その9 抗菌剤(抗生物質)は正義の味方か?

その4 脅かすドクター =成人病のコントロール=

その5 たとえ話 =醜いアヒルの子は白鳥?=

その8 渡米して驚く予防接種の数

その10 家族のように思って治療を =これが良いドクターの条件?=