第68回 抗生物質(抗菌剤)の話 (Antibiotics)

風邪に抗生物質は有効か 風邪を引くと、抗生物質をのむのが当然だと思っている人はいませんか?日本のあるテレビ局の行った実験では、風邪を引いたスタッフ40人を病院に行かせたところ、その8割の人が医師から抗生物質を処方されたということです。また、患者さんが小児の場合、親の方から医師に抗生物質の処方を頼むことが多いようです。日本から、渡米して来られる人の中にも、風邪薬と一緒に抗生物質を持参されて来られる方が多くおられます。このように、日本では風邪でよく処方される抗生物質ですが、風邪に抗生物質は効果があるのでしょうか。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 日曜日, 16 4月 2006

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第5回 腎盂腎炎(Pyelonephritis)

症状:発熱、悪寒、側腹痛 28歳のJさんは、ある冬の朝、高熱と悪寒がして近くの緊急医療センターを受診しました。吐き気、背部痛と軽い下痢もあったことから、インフルエンザと診断され、抗インフルエンザ薬と熱ざましをもらい帰宅しました。しかし、その後も高熱と背部痛が続いたので2日後内科医を受診しました。「頻尿や排尿痛」について医師から質問されましたが、Jさんは普段から尿が近いほうなので特に頻尿だと思ってもいませんでした。診察で右側の背中をこぶしでとんとんと叩かれたとき、鈍い痛みがしました。簡易尿検査の結果、腎盂腎炎と診断され抗生物質を3週間処方されました。

気になる症状 | Ildong Kim | 金曜日, 15 10月 2004

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第42回 憩室炎 (Diverticulitis)

症状:腹痛、発熱、吐き気、嘔吐 45才のKさんは、突然左の下腹部が痛みだし、吐き気もあったので救急室に行きました。急性胃腸炎と診断されて、薬を出されて帰宅しましたが、翌日には更に痛みが増し、熱も出てきたので、再度救急室に行きました。今度は、腹部CT(コンピューター断層撮影)が行なわれ、急性憩室炎と診断されました。

気になる症状 | Ildong Kim | 水曜日, 24 1月 2007

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第25回 プライマリ・ケア(Primary Care = 初期診療)

専門医受診の前に 久しく前から日本でも、プライマリ・ケアという言葉が使われ、プライマリケア学会という学術団体が誕生するなど、「プライマリ・ケア」という言葉は徐々に市民権を得ています。プライマリ・ケアは日本語では、初期診療又は一次診療と訳され、小中規模病院での二次診療、あるいは大病院での三次診療と区別されています。アメリカでいうプライマリ・ケアは、内科医(internist)、小児科医(Pediatrician)、家庭医(Family Practitioner)の各専門医や、GP(General Practitioner)と呼ばれる一般医の診療を意味します。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | TUSEDAY, 28 9月 2004

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第28回 痛風 (Gout)

症状:関節痛、関節の腫れ、発熱 43才のLさんは、ゴルフのコンペに出場し、打ち上げでビールを3缶飲みました。翌朝、右足の親指の付け根が赤く腫れ、激痛が始まりました。内科医を受診したところ、痛風の可能性があるということで、関節液検査と血液検査を受け、抗炎症鎮痛薬を処方されました。

気になる症状 | Ildong Kim | 木曜日, 17 2月 2005

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第74回 ヘノッホ・シェ-ライン紫斑病(Henoch-Schonlein Purpura = HSP)

症状: 下肢の紫斑、腹痛、関節痛、血尿                                8歳の男の子G君は突然の激しい腹痛のため、救急室に運ばれました。痛み止めをもらって帰宅しましたが、原因がわからず、翌日に小児科を受診しました。腹痛以外に、下肢の痛みと足に紫斑があったので、ヘノッホ・シェーライン紫斑病(HSP)と診断され、尿検査と血液検査を受けました。

気になる症状 | Ildong Kim | 日曜日, 29 3月 2009

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第46回 本態性振戦 (Essential Tremor)

症状:手の振るえ    45才の営業マンYさんは、最近メモを取ろうとすると両手に振るえが起こり、特にソーダを飲んだり、ストレスがたまると振るえが目立つようになりました。かかりつけの家庭医より神経内科医を紹介され、本態性振戦の診断を受け、内服薬を処方され、振るえは軽減しました。

気になる症状 | Ildong Kim | 木曜日, 25 1月 2007

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第64回 声帯機能不全 (Vocal cord dysfunction = VCD)

症状: 喘息と似た喘鳴、咳、息ぐるしさ      36才の男性Dさんは、昨年より喘息のような喘鳴と咳が続き、気管支拡張薬と、ステロイドの吸入薬を使っていましたが、なかなか症状は改善しませんでした。2回程、呼吸症状が悪化し、近所の救急室を受診しましたが、2回とも経口のステロイドを処方されて帰宅しました。しかし、症状が完全に良くなることはなく、呼吸器専門医も受診しましたが、「喘息」は改善しませんでした。最終的に耳鼻科を紹介され、喉頭鏡検査で声帯機能不全と診断されてからは、スピーチセラピーによって徐々に症状が改善していきました。

気になる症状 | Ildong Kim | 日曜日, 29 3月 2009

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医学選択科目

UCSFには、必修科目に加えて、医学と芸術、ホームレス健康問題、黒人健康管理の格差、小児科問題、中国語医学用語など、いろいろな選択科目があります。 私は、「アジア人の健康と医学」と「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の2つの選択科目をとることにしました。今日は、「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の授業について、書きたいと思います。

アメリカ医学生の体験談 | Jay Starkey | TUSEDAY, 26 10月 2004

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第6回 肺塞栓症 (Pulmonary Embolism)

症状:胸痛、息苦しさ 58歳のJさんはビジネスマンで、よく飛行機を利用します。今回もヨーロッパへの出張の後、成田空港へ帰って来ました。飛行機に乗っていた頃から息苦しさを感じていたのですが、自宅に着く頃には胸も痛くなってきたので、自宅近くの救急病院に行きました。心電図、胸部レントゲンも異常がないということで、痛み止めをもらい帰宅しました。その夜さらに息苦しさが増してきたので、都内の大学病院の救急室に行き、そこで肺塞栓症と診断され即入院となりました。

気になる症状 | Ildong Kim | 金曜日, 15 10月 2004

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第27回 細気管支炎 (Bronchiolitis)

症状:咳、呼吸困難、喘鳴 生後5ヶ月のPちゃんは2日前から、発熱、咳、喘鳴で近くの小児科医を受診しました。診察をした小児科医は、Pちゃんの呼吸が速く、肋骨と肋骨の間の筋肉がぺこぺこへ込む(努力性呼吸)をしていたので、吸入治療をして、ER(救急室)に連絡を取り、PちゃんをすぐERに連れて行くようにPちゃんのお母さんに指示しました。

気になる症状 | Ildong Kim | 木曜日, 17 2月 2005

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第14回 じんま疹(Urticaria)

症状:みみずばれ、かゆみ 8才のPちゃんは風邪を引いた後から全身にみみずばれのような皮疹が出て、それが2週間以上続くようになりました。今まで特にアレルギー性の病気に罹患したこともなく、皮疹もあまり出たことがないので、心配になったお父さんは、Pちゃんを小児科に連れて行きました。 小児科医は、お父さんに「ウィルス感染で起こるじんま疹は数週間程続くことがある。」ことを説明し、1日に1回の服用でいい抗ヒスタミン剤を処方しました。

気になる症状 | Ildong Kim | 金曜日, 15 10月 2004

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Preceptorship: Learning in the Community Setting

At the outset of medical school, I assumed that I would get a lot of "hands on" experience. Actually, this is a relatively new approach to medicine. In the past,...

Medical Student Life | jstarkey | 土曜日, 19 11月 2005

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中間試験

先週、中間試験がありました。もちろん、とても、どきどきしました。 試験の準備は大変でした。試験範囲が広すぎて、全部を勉強することは無理でした。どの程度のところまで知っておかなければいけないのか、ということも分からなかったので、細かいところまで勉強しました。クラスメートは、みんな、試験のことを不安に思っていました。私たちは、図書館で夜遅くまで勉強しました。

アメリカ医学生の体験談 | Jay Starkey | TUSEDAY, 26 10月 2004

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第2回 子宮外妊娠 (Ectopic pregnancy)

25歳のIさんは、生理が遅れていることをあまり気にとめていませんでした。普段から生理の周期が不規則だったからです。ある日、突然腹痛、倦怠感がして、近所の病院の救急室を受診しました。腹痛が上腹部で、吐き気があるので、最初に診たA医師は、急性胃腸炎と診断し点滴治療を始めました。しばらくしても状態が改善しないので、A医師はB医師に相談しました。B医師がIさんの診察をした時、Iさんはすでにショック寸前の状態で、B医師はある疾患を考えすぐにA医師に産婦人科医に連絡を取るように言ったのです。

気になる症状 | Ildong Kim | 木曜日, 7 10月 2004

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ヘルス

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第63回 膝の痛み (Knee pain) =運動およびスポーツ外傷によるもの=

第63回 膝の痛み (Knee pain) =運動およびスポーツ外傷によるもの=

膝の痛みは、内科医や家庭医を受診する筋骨格系の病気のうち3分の1を占めると言われるほど頻度の高い訴えです。特に、スポーツや運動を行っている人の半分以上が何らかの膝の痛みを訴えると言われています。軽い膝の痛みは、膝の使いすぎ、スポーツを行う際の準備運動や整理運動の不足が原因になっています。...

第39回 血管迷走神経反射 (Vasovagal Reflex)

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第30回 ブルガダ症候群(Brugada sydrome)

症状:失神、突然死、あるいは無症状 Kさんは、仕事中急に気を失いました。救急車で、近くの救急病院に運ばれ、いろいろ検査を受けましたが原因がわからず、心臓の専門医を紹介されました。後日心臓の専門医を受診したところ、ブルガダ症候群の可能性があるということで、心臓電気生理検査を受け、その結果、植え込み型除細動器(ICD)の手術を受けることになりました。...

第31回 子供の亀頭包皮炎 (Balanoposthitis)

...

第54回 副鼻腔炎 (Sinusitis)

...

第85回 腹痛 (Abdominal pain)

第60回 血尿(Hematuria)

第29回 バルトリン(腺)膿瘍 (Bartholin’s abscess)

第43回 肋軟骨炎 (Costochondritis)

第64回 肩の痛み(Shoulder pain)

第55回 アメリカでの妊娠と出産

第75回 卵巣嚢胞(嚢腫)(Ovarian cysts)

第59回 注意欠陥多動性障害(ADHD) その2

第71回 無月経 (Amenorrhea)

第81回 胸痛 (Chest Pain)

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医学教育

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死体解剖

死体解剖

今週は、とてもたくさんの事について、勉強しました。医学を学ぶことは、よく、「消火用ホースから、水を飲むことのようだ」と言われています。今までは、その意味が良くわかりませんでしたが、医大で勉強を始めて、新しい情報がどんどん出てくるので、ちょっとその意味を理解できるようになった気がしました。...

新入生向けのオリエンテーション

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US Medical School: Timeline

Outline of US Medical Education First, a quick summary. Total time from high school graduation to residency completion: 4 years college + 4 years medical school + 3-5 years residency = 11-13 year...

医大に入る前

はじめまして。ジェイといいます。私は日本で二年間過ごしたので、日本語が話せるようになりました。うまくはないけれど、頑張って、日本語でこの記事を書いてみます。 ...

医学選択科目

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中間試験

Introuduction: An American Medical Student

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轢かれた

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その3 エッチドクター? =思春期医療=

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アメリカでは思春期医療というのが、小児科の中で独立した領域として存在します。従って、小児科の研修を受ける人は、思春期医療の研修も行います。避妊の仕方や、ドラッグの体に対する悪影響、思春期特有の問題について研修をします。特にアメリカではドラッグに手を出す高校生が3割以上いるので、ドラッグに関する知識は小児科医としては必須です。...

第3回 虫刺され(Insect bites)

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質問:33才の男性で、肛門辺りの不快感と射精時に痛みがあり、医師を受診したところ、急性前立腺炎と言われました。急性前立腺炎とはどういう病気ですか?...

その6 耳垢君、君は包囲された

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第1回 のどの痛み(sore throat)

質問:よく熱をだして、のどが痛くなりますがどんな病気が考えられますか? のどの痛みは非常に訴えの多い症状です。のどの痛みと言っても患者さんが訴える「のどの痛み」は、扁桃、咽頭、喉頭の痛みから、首の正面下部あたりまでの痛みが含まれることがありますが、ここでは、扁桃、咽頭及び喉頭の痛みに限っておきます。...

第6回 左半身の筋力の低下(Muscle weakness)

第5回 肛門周囲膿瘍(perianal abscess)

その7 胸痛はお父さんの愛情 =愛情も度を越すと病気を起こす=

第2回 アレルギー(Allergic Rhinitis)

第4回 高脂血症 (Hyperlipidemia)

その4 脅かすドクター =成人病のコントロール=

その9 抗菌剤(抗生物質)は正義の味方か?

その5 たとえ話 =醜いアヒルの子は白鳥?=

その8 渡米して驚く予防接種の数

その10 家族のように思って治療を =これが良いドクターの条件?=