第95回 夜尿症 (Bedwetting= nocturnal enuresis)

夜尿症は子供に一般的な疾患ですが、子供に与える精神的影響は大きく、自信喪失、不安、心配などの原因になります。また、親への精神的・肉体的負担も多大で、そのために夜尿症が子供の虐待につながることもあります。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 2 10月 2008

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その1 ドクターJにはなれない =アメリカに渡って来た理由=

日本の医学部を卒業してアメリカに来ようと思ったのは、卒業後インターン研修をした横須賀の米海軍病院で、出会った優秀なアメリカ人医師達の影響が大きいのかもしれません。その中でも、ドクターJは、映画でも紹介された「パッチ・アダムス」に負けると劣らぬ、極めて異色のドクターですが、患者さんを思いやる気持ちは人一倍です。ドクターJは、とにかく明るく、患者を暗くさせることがありません。緊張している子供には彼独特の質問で緊張をほぐしていきます。

診察室 | Ildong Kim | 水曜日, 8 9月 2004

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第50回 ガングリオン (Ganglion cyst)

症状: 手首や指の関節近くにできるしこり、痛み    36才の女性Pさんは、昔からテニスが好きで、週に3回ほどテニスの練習をしていましたが、ある日、手首のしこりに気づきました。様子を見ていると、しだいに大きくなり痛みも出てきたので医師を受診しました。医師は、しこりの周りを麻酔し、注射器でゼリー状の液体を吸引しました。ガングリオンは、関節近くにできる小さなしこりですが、特に手首の背部によくでき、それ以外には、足首、指の根元などにもできます。20-40歳の女性に多く、特に、テニス、ボーリング、ゴルフ、体操など手首に負担のかかるスポーツを行なう人によく見られます。

気になる症状 | Ildong Kim | 土曜日, 28 4月 2007

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第58回 注意欠陥多動性障害(ADHD) その1

1845年、ハインリッヒ・ホフマンという精神科医によってADHD が紹介され、この160年間に、ADHDに関する研究が何百何千となされ、ADHDに関する考え方も随分と変わってきました。今日、アメリカでは3~5%の子供がADHDだと推測され、その数は約200万人にも上り、25~30人規模のクラスに1人の割合でADHDの子が存在します。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 日曜日, 29 5月 2005

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第69回 熱射病 (Heat stroke)

症状: 体温の上昇、意識障害、けいれん    マラソン出場のために、暑い日にトレーニングしていたPさんは、走っている途中で気分が悪くなり立ち止まったかと思うと、痙攣をして意識を無くしてしまいました。救急車で病院に運ばれましたが、前日睡眠不足で、トレーニング中もあまり水分補給をしていなかったようです。

気になる症状 | Ildong Kim | 日曜日, 29 3月 2009

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第59回 水中毒 (Water intoxication)

症状: 吐き気、頭痛、疲労、意識障害、けいれん         29才のJさんは、気温の高い開催地で行なわれたマラソンに出場し、多量の発汗のため、ボトルウォーターを何本も飲みました。30キロを過ぎたところで、Jさんは吐き気と目まいを訴え始め、35キロ地点で、意識がぼーとして倒れてしまいました。  

気になる症状 | Ildong Kim | 日曜日, 13 1月 2008

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第10回 腸重積(Intussusception)

症状:間歇的腹痛、嘔吐、血性の下痢 生後10ヶ月のIちゃんは夜になって急に激しく泣き始めました。しばらくすると何事もなかったかのように泣き止むのですが、30分もたたないうちにまた激しく泣き始めます。その夜は何回も激しく泣いたのですが、1回泣く度に30分から1時間程度泣かない時間が続くのです。嘔吐と下痢も起こり、翌朝になると、血のまざった下痢も出るようになったのですぐ小児科に連絡を取りました。

気になる症状 | Ildong Kim | 金曜日, 15 10月 2004

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第99回 脳卒中 (Stroke)

アメリカでは毎年約80万人が脳卒中になり、15万人の方が亡くなっています。すなわち、40秒に1人が脳卒中になり、3〜4分に1人亡くなっていることになります。日本で脳卒中になる人は人口比ではアメリカよりも多く、年間13万人の方が亡くなっています (第3位の死因)。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 日曜日, 29 3月 2009

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第38回 アメリカでの受診の仕方 = アメリカへ来られて間もない方へ

アメリカと日本の医療は医師の受診の仕方から違います。今回は最近アメリカへ来られた方へオリエンテーションをしてみましょう。 健康保険について まず、アメリカの医療費は日本に比べると数倍も高く、健康保険なしでアメリカに滞在するのは極めて常軌を逸していると言えます。10日程度ICU(集中治療室)に入院して2000万円近く請求された例もあるぐらいです。短期滞在者や留学生は日本で発行された海外旅行傷害疾病保険を持っている方が多く、これは原則的に何処でも受診できるのでとても便利です。ただし、保険に加入する前からある疾患に対して、あるいは同じ疾患で180日を経過するとは保険がおりません。また上限があるので、ICU(集中治療室)に入院するようなことがあると、保険支払い限度額を超えてします可能性もあるので注意してください。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 30 9月 2004

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第60回 過換気症候群 (Hyperventilation syndrome)

症状:手足のけいれんとしびれ、めまい、呼吸苦    35才の女性Kさんは、夫とけんかした後に呼吸苦が始まり、手足のけいれんとしびれも起こるようになって救急室を受診しました。過換気症候群と診断されたKさんは、抗不安薬の処方と共に、心理療法を受けるように勧められました。

気になる症状 | Ildong Kim | 日曜日, 13 1月 2008

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第63回 ギランバレー症候群(Gullian-Barre syndrome)

症状: 筋力低下、筋肉痛、感覚麻痺    Pさんは、2週間前に風邪を引いた後、最近になって握力や足の筋力が低下し、筋肉痛も起こるようになりました。近医でギランバレー症候群を疑われ神経内科医に紹介されましたが、症状は徐々に悪化、呼吸苦も伴ってきたので3週間後にPさんは病院に入院。一時的に人工呼吸管理も行なわれましたが数ヶ月後には完全に回復するまでになりました。

気になる症状 | Ildong Kim | 日曜日, 29 3月 2009

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第103回 胃食道逆流症(Gastroesophageal reflux disease= GERD)

胃食道逆流症は、胃酸を含む胃の内容物が食道に逆流することによって起こる病気ですが、胸やけ以外にも多くの症状を起こし、最近では喘息 (ぜんそく) や慢性の咳の原因としても理解されています。  

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 日曜日, 29 3月 2009

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第50回 アメリカ健康ノート連載50回を迎えるにあたって = 日米医療の違い =

「アメリカ健康ノート」の連載を始めて、早4年以上の月日が経ちました。これも、多くの読者に支持していただいたお陰だと思っています。私どものクリニックで行ったアンケートでも、多くの患者さんに読んでいただいているのがわかり、又、様々な感想を得ましたので、その声をなるべく今後の執筆に生かしていきたいと思います。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 金曜日, 1 10月 2004

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第20回 骨盤炎症性疾患 (Pelvic Inflammatory Disease = PID)

症状:おりもの、下腹部痛、発熱、生理異常、性交痛 22才の女性Oさんは、2日前から発熱と悪寒が始まり、しだいに下腹部痛とおりものが伴ってきました。以前クラミジア(性病)に罹患したのですが、処方された抗生物質を途中で止めたことがあります。週末で不安になってきたので近くの救急室を受診しました。内診で、子宮に圧痛があったのでPIDを疑われ、性病検査と血液検査の後、抗生物質の注射を1本受け、経口の抗生物質を処方され、帰宅しました。後日性病検査でクラミジアが確認されました。

気になる症状 | Ildong Kim | 水曜日, 20 10月 2004

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第98回 狭心症(Angina Pectoris)

狭心症は、西側先進国に多い病気で、食生活、ライフスタイルとの関係が強く、生活習慣病の一つに定義されています。言い換えれば、食生活やライフスタイルを改善すると、ある程度予防が可能な病気ということになります。日本でも食生活、ライフスタイルの欧米化によって狭心症の罹患者数が増えてきましたが、アメリカに長期滞在すると、狭心症のリスクが更に高くなる可能性がありますので、読者の皆さんもご注意ください。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 2 10月 2008

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第63回 膝の痛み (Knee pain) =運動およびスポーツ外傷によるもの=

第63回 膝の痛み (Knee pain) =運動およびスポーツ外傷によるもの=

膝の痛みは、内科医や家庭医を受診する筋骨格系の病気のうち3分の1を占めると言われるほど頻度の高い訴えです。特に、スポーツや運動を行っている人の半分以上が何らかの膝の痛みを訴えると言われています。軽い膝の痛みは、膝の使いすぎ、スポーツを行う際の準備運動や整理運動の不足が原因になっています。...

第39回 血管迷走神経反射 (Vasovagal Reflex)

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第30回 ブルガダ症候群(Brugada sydrome)

症状:失神、突然死、あるいは無症状 Kさんは、仕事中急に気を失いました。救急車で、近くの救急病院に運ばれ、いろいろ検査を受けましたが原因がわからず、心臓の専門医を紹介されました。後日心臓の専門医を受診したところ、ブルガダ症候群の可能性があるということで、心臓電気生理検査を受け、その結果、植え込み型除細動器(ICD)の手術を受けることになりました。...

第31回 子供の亀頭包皮炎 (Balanoposthitis)

...

第54回 副鼻腔炎 (Sinusitis)

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第85回 腹痛 (Abdominal pain)

第60回 血尿(Hematuria)

第29回 バルトリン(腺)膿瘍 (Bartholin’s abscess)

第43回 肋軟骨炎 (Costochondritis)

第64回 肩の痛み(Shoulder pain)

第55回 アメリカでの妊娠と出産

第75回 卵巣嚢胞(嚢腫)(Ovarian cysts)

第59回 注意欠陥多動性障害(ADHD) その2

第71回 無月経 (Amenorrhea)

第81回 胸痛 (Chest Pain)

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医学教育

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死体解剖

死体解剖

今週は、とてもたくさんの事について、勉強しました。医学を学ぶことは、よく、「消火用ホースから、水を飲むことのようだ」と言われています。今までは、その意味が良くわかりませんでしたが、医大で勉強を始めて、新しい情報がどんどん出てくるので、ちょっとその意味を理解できるようになった気がしました。...

新入生向けのオリエンテーション

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US Medical School: Timeline

Outline of US Medical Education First, a quick summary. Total time from high school graduation to residency completion: 4 years college + 4 years medical school + 3-5 years residency = 11-13 year...

医大に入る前

はじめまして。ジェイといいます。私は日本で二年間過ごしたので、日本語が話せるようになりました。うまくはないけれど、頑張って、日本語でこの記事を書いてみます。 ...

医学選択科目

UCSFには、必修科目に加えて、医学と芸術、ホームレス健康問題、黒人健康管理の格差、小児科問題、中国語医学用語など、いろいろな選択科目があります。 私は、「アジア人の健康と医学」と「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の2つの選択科目をとることにしました。今日は、「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の授業について、書きたいと思います。 ...

中間試験

Introuduction: An American Medical Student

Intensive Care Unit

Blocks: An Integrated Approach to Learning Medicine

Preceptorship: Learning in the Community Setting

轢かれた

集中治療室

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その3 エッチドクター? =思春期医療=

その3 エッチドクター? =思春期医療=

アメリカでは思春期医療というのが、小児科の中で独立した領域として存在します。従って、小児科の研修を受ける人は、思春期医療の研修も行います。避妊の仕方や、ドラッグの体に対する悪影響、思春期特有の問題について研修をします。特にアメリカではドラッグに手を出す高校生が3割以上いるので、ドラッグに関する知識は小児科医としては必須です。...

第3回 虫刺され(Insect bites)

...

第7回 急性前立腺炎 (Acute Prostatitis)

質問:33才の男性で、肛門辺りの不快感と射精時に痛みがあり、医師を受診したところ、急性前立腺炎と言われました。急性前立腺炎とはどういう病気ですか?...

その6 耳垢君、君は包囲された

...

第1回 のどの痛み(sore throat)

質問:よく熱をだして、のどが痛くなりますがどんな病気が考えられますか? のどの痛みは非常に訴えの多い症状です。のどの痛みと言っても患者さんが訴える「のどの痛み」は、扁桃、咽頭、喉頭の痛みから、首の正面下部あたりまでの痛みが含まれることがありますが、ここでは、扁桃、咽頭及び喉頭の痛みに限っておきます。...

第6回 左半身の筋力の低下(Muscle weakness)

第5回 肛門周囲膿瘍(perianal abscess)

その7 胸痛はお父さんの愛情 =愛情も度を越すと病気を起こす=

第2回 アレルギー(Allergic Rhinitis)

第4回 高脂血症 (Hyperlipidemia)

その4 脅かすドクター =成人病のコントロール=

その9 抗菌剤(抗生物質)は正義の味方か?

その5 たとえ話 =醜いアヒルの子は白鳥?=

その8 渡米して驚く予防接種の数

その10 家族のように思って治療を =これが良いドクターの条件?=