第65回 側頭動脈炎( Temporal arteritis)

症状:頭痛、頭皮の過敏性、視力障害、顎関節症状    60歳の女性Sさんは、最近「偏頭痛」が始まり、頭皮もひりひり過敏になり、頭が枕に触れるだけでも痛みが起こるようになりました。また、目もかすみ、食べ物を噛む時に顎も痛くなってきました。市販の抗炎症鎮痛薬を服用してようすを見ていましたが、症状は改善せず、近くの内科医を受診しました。診察と血液検査の結果、側頭動脈炎を疑われ、ステロイド治療を開始し、症状は徐々に改善していきました。

気になる症状 | Ildong Kim | 日曜日, 29 3月 2009

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第24回 頭痛 (Headache)

頭痛で受診される患者さんの数は多く、長年片頭痛を患っている方から、激しい頭痛でクモ膜下出血を疑っている方まで、その受診理由は様々です。頭痛は原因によって片頭痛、緊張性頭痛、群発性頭痛、クモ膜下出血、脳内出血、脳腫瘍、髄膜炎、うつ病、頭部外傷、頚椎硬直性脊椎炎、副鼻腔炎、高血圧、顎関節症等々に分けられますが、目の病気や歯の病気でも、頭痛が起こることがあります。東京在住の中近東出身のA氏は、頭痛が続き、日本の病院をいくつも受診したのですが原因がわからず、結局、アメリカのトップレベルの病院であるメイヨークリニックにまで行きました。そこで言われたのは、眼鏡が合っていない、ということだけで、眼鏡を変えたら頭痛はうそのように治ったという、話もあります。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | TUSEDAY, 28 9月 2004

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第21回 アメリカでも3分診療? =南カリフォルニアの医療事情=

HMOの生まれ故郷、南カリフォルニア サンディエゴで、日本クリニックが開院して2年になりますが、この間診療を通じて見た南カリフォルニアの医療事情というものを述べてみたいと思います。ここでいう南カリフォルアの医療事情と言うのは、何よりもHMO(健康維持機関=毎月一定の掛け金を取って、最小限の支払いで診療を受けようとする保険またはその保険会社のこと)の影響が絶大な地域での医療事情ということです。日本からアメリカに来られたばかりの人、あるいはアメリカに長年住んでいるが、南カリフォルニアからあまり離れたことのない人、またはアメリカであまり医師を受診したことがない人には、南カリフォルニアの医療事情と言われてもピンとこないかもしれません。私も、サンディエゴに来るまでは、HMOのメッカ、南カリフォルニアがこんなにも、医療面で他の地域と違うというのが、わかりませんでした。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 日曜日, 26 9月 2004

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第8回 性病

サンディエゴの地元日系紙「ゆうゆう」の2000年12月1日号に掲載。改訂を予定していますので今しばらくお待ちください。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 水曜日, 15 9月 2004

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医学選択科目

UCSFには、必修科目に加えて、医学と芸術、ホームレス健康問題、黒人健康管理の格差、小児科問題、中国語医学用語など、いろいろな選択科目があります。 私は、「アジア人の健康と医学」と「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の2つの選択科目をとることにしました。今日は、「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の授業について、書きたいと思います。

アメリカ医学生の体験談 | Jay Starkey | TUSEDAY, 26 10月 2004

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轢かれた

日本に到着し、二日間たち、家族と一緒に駅の方へ向かって、日本の狭い道を歩いていた時の話である。暑い、日が照ってぽかぽかする日だった。サンフランシスコ市から来たもので、そこは夏でも冬のようなので、楽しんで歩いていた。私は一歳の息子を抱いて、前の方を歩いて、妻は四歳の娘と後の方についていた。景色に見とれながら、以後頭から離れないモータバイクの音が聞こえてきた。 妻が叫んだ。後ろを振りかって、男と女の人がバイクに乗っている姿を見た。そばに、倒れつつある娘も目にしたのだ。スローモーションのように、娘がはねられて、どしんと地面にぶつかって、そして足が轢かれたのを見た。娘が泣き出していた。妻が叫び続けていた。加害者が何度も何度も「大丈夫ですか」と尋ねていた。直ぐに私が娘を抱いて、状態が分かるように診察を始めた。医学生なので、訓練成果があらわれて、つい医者としての自分に変身した。

アメリカ医学生の体験談 | Jay Starkey | 水曜日, 9 1月 2008

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第74回 脆弱X症候群 (FXS=Fragile X syndrome)

性染色体にはX染色体とY染色体があり、一般的に男性はXYで、女性はYYという組み合わせになっています。今回は、X染色体を構成するある1遺伝子が脆弱(ぜいじゃく)になって起こる、脆弱X症候群という遺伝的疾患について説明します。脆弱X症候群は比較的頻度の高い精神遅滞を起こす病気にも関わらず、一般的にはあまり知られていません。もし、家族や近い親戚に精神遅滞の人が何人もいると、それは、脆弱X症候群によるものかもしれません。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 水曜日, 24 1月 2007

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第82回 自閉症 (Autism) その1

 自閉症が初めて紹介されたのは今から60年以上も前ですが、今日においても、自閉症の原因は解明されていません。但し、自閉症が母親の誤った育児の結果であるといった誤解や、予防接種との関連性は、現在では否定されています。 アメリカでは1,000人に3~6人程度の人が自閉症ではないかと推測されています。近年、その数が増えてきているのですが、それは新しい自閉症の定義が、より広範囲の子供を自閉症の範疇に入れている結果だと考えられています。自閉症は、人種や社会経済的地位に関係なく等しく認められますが、男子は女子より3~4倍高い確率で自閉症になります。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 土曜日, 28 4月 2007

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第50回 アメリカ健康ノート連載50回を迎えるにあたって = 日米医療の違い =

「アメリカ健康ノート」の連載を始めて、早4年以上の月日が経ちました。これも、多くの読者に支持していただいたお陰だと思っています。私どものクリニックで行ったアンケートでも、多くの患者さんに読んでいただいているのがわかり、又、様々な感想を得ましたので、その声をなるべく今後の執筆に生かしていきたいと思います。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 金曜日, 1 10月 2004

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第5回 肛門周囲膿瘍(perianal abscess)

質問:生後10ヶ月の赤ちゃんが肛門周囲膿瘍と診断されたのですが、肛門周囲膿瘍とはどんな病気ですか?

医療相談室 | Ildong Kim | 日曜日, 3 4月 2005

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第2回 入院について

サンディエゴの地元日系紙「ゆうゆう」の2000年6月1日号に掲載。改訂を予定していますので今しばらくお待ちください。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 水曜日, 15 9月 2004

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第63回 膝の痛み (Knee pain) =運動およびスポーツ外傷によるもの=

膝の痛みは、内科医や家庭医を受診する筋骨格系の病気のうち3分の1を占めると言われるほど頻度の高い訴えです。特に、スポーツや運動を行っている人の半分以上が何らかの膝の痛みを訴えると言われています。軽い膝の痛みは、膝の使いすぎ、スポーツを行う際の準備運動や整理運動の不足が原因になっています。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 日曜日, 2 10月 2005

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第3回 脳梗塞 (Cerebral Infarction)

62歳のJさんは、軽い高血圧のある主婦。ある日起きると、何かおかしな感じがします。歩くと体が右の方へ傾くような気がするのです。夫と話をするとどうも話しが明瞭ではありません。自分の話したいことの10分の1もしゃべれない感じです。当日病院の救急室を受診したJさんは医師より「脳梗塞」だと診断されました。神経学的異常も軽度で、状態の安定していたJさんは薬をもらって帰宅しましたが、いろいろな検査とリハビリを受けることになりました。

気になる症状 | Ildong Kim | 木曜日, 7 10月 2004

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第93回 心肺蘇生術 =小児編= (Cardiopulmonary Resuscitation=CPR)

今回は、前回のCPR (大人編) に続き、その小児編を米国心臓協会の心肺蘇生術 (CPR) のプロトコールに沿って解説します。小児の場合、目撃者あるいは発見者によるCPRが大人以上に効果的で、特に呼吸停止による心肺停止の蘇生率は高いのですが、心肺停止の小児のうち半数以上は救急隊の到着までにCPRを受けずにいます。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 2 10月 2008

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第58回  筋けいれん (Muscle cramps = muscle spasm)

症状: 筋肉のけいれん、筋肉痛    32才のPさんは、普段あまり運動をしていないのですが、昨日は家族と一緒に近くの山を数時間歩きました。その夜寝ている時に、突然ふくはらぎがこむら返りをし、その激しい痛みで血の気が失せる程でした。

気になる症状 | Ildong Kim | 日曜日, 13 1月 2008

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ヘルス

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第63回 膝の痛み (Knee pain) =運動およびスポーツ外傷によるもの=

第63回 膝の痛み (Knee pain) =運動およびスポーツ外傷によるもの=

膝の痛みは、内科医や家庭医を受診する筋骨格系の病気のうち3分の1を占めると言われるほど頻度の高い訴えです。特に、スポーツや運動を行っている人の半分以上が何らかの膝の痛みを訴えると言われています。軽い膝の痛みは、膝の使いすぎ、スポーツを行う際の準備運動や整理運動の不足が原因になっています。...

第39回 血管迷走神経反射 (Vasovagal Reflex)

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第30回 ブルガダ症候群(Brugada sydrome)

症状:失神、突然死、あるいは無症状 Kさんは、仕事中急に気を失いました。救急車で、近くの救急病院に運ばれ、いろいろ検査を受けましたが原因がわからず、心臓の専門医を紹介されました。後日心臓の専門医を受診したところ、ブルガダ症候群の可能性があるということで、心臓電気生理検査を受け、その結果、植え込み型除細動器(ICD)の手術を受けることになりました。...

第31回 子供の亀頭包皮炎 (Balanoposthitis)

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第54回 副鼻腔炎 (Sinusitis)

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第85回 腹痛 (Abdominal pain)

第60回 血尿(Hematuria)

第29回 バルトリン(腺)膿瘍 (Bartholin’s abscess)

第43回 肋軟骨炎 (Costochondritis)

第64回 肩の痛み(Shoulder pain)

第55回 アメリカでの妊娠と出産

第75回 卵巣嚢胞(嚢腫)(Ovarian cysts)

第59回 注意欠陥多動性障害(ADHD) その2

第71回 無月経 (Amenorrhea)

第81回 胸痛 (Chest Pain)

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医学教育

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死体解剖

死体解剖

今週は、とてもたくさんの事について、勉強しました。医学を学ぶことは、よく、「消火用ホースから、水を飲むことのようだ」と言われています。今までは、その意味が良くわかりませんでしたが、医大で勉強を始めて、新しい情報がどんどん出てくるので、ちょっとその意味を理解できるようになった気がしました。...

新入生向けのオリエンテーション

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US Medical School: Timeline

Outline of US Medical Education First, a quick summary. Total time from high school graduation to residency completion: 4 years college + 4 years medical school + 3-5 years residency = 11-13 year...

医大に入る前

はじめまして。ジェイといいます。私は日本で二年間過ごしたので、日本語が話せるようになりました。うまくはないけれど、頑張って、日本語でこの記事を書いてみます。 ...

医学選択科目

UCSFには、必修科目に加えて、医学と芸術、ホームレス健康問題、黒人健康管理の格差、小児科問題、中国語医学用語など、いろいろな選択科目があります。 私は、「アジア人の健康と医学」と「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の2つの選択科目をとることにしました。今日は、「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の授業について、書きたいと思います。 ...

中間試験

Introuduction: An American Medical Student

Intensive Care Unit

Blocks: An Integrated Approach to Learning Medicine

Preceptorship: Learning in the Community Setting

轢かれた

集中治療室

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医療室

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その3 エッチドクター? =思春期医療=

その3 エッチドクター? =思春期医療=

アメリカでは思春期医療というのが、小児科の中で独立した領域として存在します。従って、小児科の研修を受ける人は、思春期医療の研修も行います。避妊の仕方や、ドラッグの体に対する悪影響、思春期特有の問題について研修をします。特にアメリカではドラッグに手を出す高校生が3割以上いるので、ドラッグに関する知識は小児科医としては必須です。...

第3回 虫刺され(Insect bites)

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第7回 急性前立腺炎 (Acute Prostatitis)

質問:33才の男性で、肛門辺りの不快感と射精時に痛みがあり、医師を受診したところ、急性前立腺炎と言われました。急性前立腺炎とはどういう病気ですか?...

その6 耳垢君、君は包囲された

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第1回 のどの痛み(sore throat)

質問:よく熱をだして、のどが痛くなりますがどんな病気が考えられますか? のどの痛みは非常に訴えの多い症状です。のどの痛みと言っても患者さんが訴える「のどの痛み」は、扁桃、咽頭、喉頭の痛みから、首の正面下部あたりまでの痛みが含まれることがありますが、ここでは、扁桃、咽頭及び喉頭の痛みに限っておきます。...

第6回 左半身の筋力の低下(Muscle weakness)

第5回 肛門周囲膿瘍(perianal abscess)

その7 胸痛はお父さんの愛情 =愛情も度を越すと病気を起こす=

第2回 アレルギー(Allergic Rhinitis)

第4回 高脂血症 (Hyperlipidemia)

その4 脅かすドクター =成人病のコントロール=

その9 抗菌剤(抗生物質)は正義の味方か?

その5 たとえ話 =醜いアヒルの子は白鳥?=

その8 渡米して驚く予防接種の数

その10 家族のように思って治療を =これが良いドクターの条件?=