第6回 肺塞栓症 (Pulmonary Embolism)

症状:胸痛、息苦しさ 58歳のJさんはビジネスマンで、よく飛行機を利用します。今回もヨーロッパへの出張の後、成田空港へ帰って来ました。飛行機に乗っていた頃から息苦しさを感じていたのですが、自宅に着く頃には胸も痛くなってきたので、自宅近くの救急病院に行きました。心電図、胸部レントゲンも異常がないということで、痛み止めをもらい帰宅しました。その夜さらに息苦しさが増してきたので、都内の大学病院の救急室に行き、そこで肺塞栓症と診断され即入院となりました。

気になる症状 | Ildong Kim | 金曜日, 15 10月 2004

もっと読む

第51回 正しい減量・ダイエットの仕方

アメリカでは人口に占める肥満の人の割合が過去20年で著しく増えてきました。現在、61%のアメリカ人成人が太り過ぎか肥満と推定されています。そのため、減量のためのプログラムやダイエット産業も肥大化してきています。特定の食品項目を極端に制限するダイエット (例えば Low carb diet=低炭水化物ダイエット)、極端なカロリー制限、または或る病気を持っている人の減量は健康上のリスクを伴うことがあります。医師や臨床栄養士などに相談の上、正しい減量を行うようにしましょう。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 金曜日, 1 10月 2004

もっと読む

第3回 健康保険の話

サンディエゴの地元日系紙「ゆうゆう」の2000年7月1日号に掲載。改訂を予定していますので今しばらくお待ちください。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 水曜日, 15 9月 2004

もっと読む

第19回 食道胃逆流症 (GERD)

症状:胸焼け、えん下困難、咽頭痛 46才のEさんは数ヶ月前から喉の痛みを訴えています。最近咳も長く続き、市販の咳止めもあまり効かないので内科医を受診しました。時々飲み込み困難もあり、咳も続くので内科医は食道胃逆流症を考え、抗酸剤を処方しました。症状はやや改善したものの、咽頭痛は続くので耳鼻科医に咽頭をファイバースコープで検査をしてもらったところ、咽頭部に炎症所見があることがわかりました。

気になる症状 | Ildong Kim | 水曜日, 20 10月 2004

もっと読む

医学選択科目

UCSFには、必修科目に加えて、医学と芸術、ホームレス健康問題、黒人健康管理の格差、小児科問題、中国語医学用語など、いろいろな選択科目があります。 私は、「アジア人の健康と医学」と「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の2つの選択科目をとることにしました。今日は、「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の授業について、書きたいと思います。

アメリカ医学生の体験談 | Jay Starkey | TUSEDAY, 26 10月 2004

もっと読む

第59回 注意欠陥多動性障害(ADHD) その2

前回はADHDの原因、症状、診断について説明をしました。今回は、ADHDに伴いやすい障害・疾患と治療に焦点を当てて解説をします。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | TUSEDAY, 7 6月 2005

もっと読む

第58回  筋けいれん (Muscle cramps = muscle spasm)

症状: 筋肉のけいれん、筋肉痛    32才のPさんは、普段あまり運動をしていないのですが、昨日は家族と一緒に近くの山を数時間歩きました。その夜寝ている時に、突然ふくはらぎがこむら返りをし、その激しい痛みで血の気が失せる程でした。

気になる症状 | Ildong Kim | 日曜日, 13 1月 2008

もっと読む

第9回 子供の発熱

サンディエゴの地元日系紙「ゆうゆう」の2001年1月1日号に掲載。改訂を予定していますので今しばらくお待ちください。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 水曜日, 15 9月 2004

もっと読む

死体解剖

今週は、とてもたくさんの事について、勉強しました。医学を学ぶことは、よく、「消火用ホースから、水を飲むことのようだ」と言われています。今までは、その意味が良くわかりませんでしたが、医大で勉強を始めて、新しい情報がどんどん出てくるので、ちょっとその意味を理解できるようになった気がしました。 今週は、初めて患者さんと会って、面談をしました。医師が患者さんに、健康状態や今までの入院状況について、質問しました。良い経験だったと思います。UCSFの医学生は、早めに患者さんと会うことが出来ます。以前は、2年生にならないと、そのような経験は出来ませんでしたが、今は、1年生でも患者さんと会えます。

アメリカ医学生の体験談 | Jay Starkey | 土曜日, 25 9月 2004

もっと読む

第47回 蜂窩織炎 (Cellulitis)

 症状: 皮膚の赤み、痛み、腫れ、熱   43才のAさんは、数日前裏庭で、家族とバーベーキューをしている時に虫に刺されました。翌日皮膚が赤く腫れてかゆみが出てきたので、市販の虫刺されの薬を付けていましたが、2日後には、腫れが更に大きくなり、今度は痛みも伴ってきました。近医を受診したところ、蜂窩織炎という聞きなれない病名を言われ、抗生物質を処方されました。

気になる症状 | Ildong Kim | 木曜日, 25 1月 2007

もっと読む

第32回 乳幼児の胃腸炎 (Gastroenteritis)

一昨年に登場して、副作用のためすぐ市場から回収されてしまったロタウィルスの予防接種についてはまだ記憶に新しいところですが、このロタウィルスというのは予防接種が必要とされるぐらい乳幼児にとってやっかいなウィルスなのです。冬、乳幼児に胃腸炎(嘔吐、吐き気、下痢、腹痛、熱などの症状を伴う)を起こす感染性の下痢の多くがこのロタウィルスによるものなのですが、中には入院治療が必要になる乳幼児もいます。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 30 9月 2004

もっと読む

第66回 にきび (Acne)

にきびは、日本語医学用語では「尋常性ざそう」、英語医学用語では「Acne Vulgaris」と呼ばれています。英語ではAcneですが、一般的にはpimpleとかzitという言葉がよく使われています。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 月曜日, 23 1月 2006

もっと読む

その5 たとえ話 =醜いアヒルの子は白鳥?=

私は患者さんに病気の説明をする時に、よく例え話をします。膀胱炎の人には、川の流れに逆らって上っていく魚の話をします。この場合、魚とは大腸菌など膀胱炎の原因になる細菌のことで、川は尿道のことです。膀胱炎は便に入っている大腸菌が原因になることが多いのですが、それが様々な理由で尿道の出口より、尿道に入り膀胱まで達して数を増やして、頻尿や排尿痛などの膀胱炎症状を起こします。普通細菌の数が尿1cc当たり、5万から10万個程度なければ症状を起こさないので、1cc1万個以下の細菌の数では、膀胱炎として認識されないということになります。従って、水分を十分を取って排尿の勢いを増加したり、おしっこを長時間がまんしない、などが膀胱炎の予防につながります。

診察室 | Ildong Kim | 日曜日, 10 10月 2004

もっと読む

第54回 副鼻腔炎 (Sinusitis)

副鼻腔炎という病名を聞いた事がありますか?英語ではSinusitisと呼ばれ、アメリカでは耳鼻咽喉科の医師だけではなく、内科医、家庭医、一般医、あるいは小児科医も使います。風邪を引いた後、前額や頬の痛みが続いたり、鼻詰まりや鼻水、微熱、咳が続く場合は、ひょっとしたらそれは副鼻腔炎の症状かもしれません。 副鼻腔炎は、アメリカでは、毎年3700万人もの人が少なくとも1回は罹っていると推測されているぐらい頻度の高い病気なのです。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 水曜日, 16 2月 2005

もっと読む

第54回 口腔アレルギー症候群 (OAS = Oral Allergy Syndrome)

症状: 食べた直後に口の中や唇がひりひりしたり、かゆくなる。    12才のJ君は、花粉症があり鼻のステロイドのスプレーを使用していますが、最近、バナナやメロンを食べると口や唇がかゆくなり、ヒリヒリするようになってきました。スプレーの副作用かもしれないと、親に連れられて近医を受診しましたが、そこで口腔アレルギー症候群という聞きなれない病名の診断をされました。

気になる症状 | Ildong Kim | 日曜日, 24 6月 2007

もっと読む

MORE_IN: 医療相談室, 気になる症状, アメリカ医学生の体験談, アメリカ健康ノート, 診察室, Medical Student Life

100%
-
+
3
Show options
Move
Display 0 | 5 | 10 | 15 Stories

ヘルス

Topics
Top Story

第85回 腹痛 (Abdominal pain)

...

第63回 膝の痛み (Knee pain) =運動およびスポーツ外傷によるもの=

膝の痛みは、内科医や家庭医を受診する筋骨格系の病気のうち3分の1を占めると言われるほど頻度の高い訴えです。特に、スポーツや運動を行っている人の半分以上が何らかの膝の痛みを訴えると言われています。軽い膝の痛みは、膝の使いすぎ、スポーツを行う際の準備運動や整理運動の不足が原因になっています。...

第75回 卵巣嚢胞(嚢腫)(Ovarian cysts)

卵巣嚢(のう)胞は、卵巣にできる水様や半固形状の液体が入った袋状のものを指しますが、卵巣嚢腫とも呼ばれています。卵巣嚢胞のほとんどが機能性または生理的嚢胞で、良性で排卵に伴って形成され、症状もなく、外科的手術の対象にもなりません。...

第43回 肋軟骨炎 (Costochondritis)

症状:上半身の動き、深呼吸で強まる胸痛...

第54回 副鼻腔炎 (Sinusitis)

第31回 子供の亀頭包皮炎 (Balanoposthitis)

第96回 幼児のしつけ (Discipline)

第87回 腹壁痛 (Abdominal wall pain)

第81回 胸痛 (Chest Pain)

第108回 トコジラミ (俗称-南京虫 Bedbug)

第29回 バルトリン(腺)膿瘍 (Bartholin’s abscess)

第60回 血尿(Hematuria)

第47回 蜂窩織炎 (Cellulitis)

第64回 肩の痛み(Shoulder pain)

Move
Display 0 | 5 | 10 | 15 Stories

医学教育

Topics
Top Story

死体解剖

死体解剖

今週は、とてもたくさんの事について、勉強しました。医学を学ぶことは、よく、「消火用ホースから、水を飲むことのようだ」と言われています。今までは、その意味が良くわかりませんでしたが、医大で勉強を始めて、新しい情報がどんどん出てくるので、ちょっとその意味を理解できるようになった気がしました。...

US Medical School: Timeline

Outline of US Medical Education First, a quick summary. Total time from high school graduation to residency completion: 4 years college + 4 years medical school + 3-5 years residency = 11-13 year...

医学選択科目

UCSFには、必修科目に加えて、医学と芸術、ホームレス健康問題、黒人健康管理の格差、小児科問題、中国語医学用語など、いろいろな選択科目があります。 私は、「アジア人の健康と医学」と「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の2つの選択科目をとることにしました。今日は、「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の授業について、書きたいと思います。 ...

新入生向けのオリエンテーション

...

医大に入る前

はじめまして。ジェイといいます。私は日本で二年間過ごしたので、日本語が話せるようになりました。うまくはないけれど、頑張って、日本語でこの記事を書いてみます。 ...

中間試験

Introuduction: An American Medical Student

Blocks: An Integrated Approach to Learning Medicine

Preceptorship: Learning in the Community Setting

Intensive Care Unit

轢かれた

集中治療室

Move
Display 0 | 5 | 10 | 15 Stories

医療室

Topics
Top Story

その3 エッチドクター? =思春期医療=

その3 エッチドクター? =思春期医療=

アメリカでは思春期医療というのが、小児科の中で独立した領域として存在します。従って、小児科の研修を受ける人は、思春期医療の研修も行います。避妊の仕方や、ドラッグの体に対する悪影響、思春期特有の問題について研修をします。特にアメリカではドラッグに手を出す高校生が3割以上いるので、ドラッグに関する知識は小児科医としては必須です。...

第7回 急性前立腺炎 (Acute Prostatitis)

質問:33才の男性で、肛門辺りの不快感と射精時に痛みがあり、医師を受診したところ、急性前立腺炎と言われました。急性前立腺炎とはどういう病気ですか?...

第6回 左半身の筋力の低下(Muscle weakness)

質問:55歳になる女性(Aさん)ですが、体の左半身の筋力が弱くてなってきています。原因として考えられるものは?

その6 耳垢君、君は包囲された

...

第1回 のどの痛み(sore throat)

質問:よく熱をだして、のどが痛くなりますがどんな病気が考えられますか? のどの痛みは非常に訴えの多い症状です。のどの痛みと言っても患者さんが訴える「のどの痛み」は、扁桃、咽頭、喉頭の痛みから、首の正面下部あたりまでの痛みが含まれることがありますが、ここでは、扁桃、咽頭及び喉頭の痛みに限っておきます。...

第3回 虫刺され(Insect bites)

第5回 肛門周囲膿瘍(perianal abscess)

その7 胸痛はお父さんの愛情 =愛情も度を越すと病気を起こす=

第2回 アレルギー(Allergic Rhinitis)

その9 抗菌剤(抗生物質)は正義の味方か?

その8 渡米して驚く予防接種の数

第4回 高脂血症 (Hyperlipidemia)

その4 脅かすドクター =成人病のコントロール=

その5 たとえ話 =醜いアヒルの子は白鳥?=

その10 家族のように思って治療を =これが良いドクターの条件?=