第82回 自閉症 (Autism) その1

 自閉症が初めて紹介されたのは今から60年以上も前ですが、今日においても、自閉症の原因は解明されていません。但し、自閉症が母親の誤った育児の結果であるといった誤解や、予防接種との関連性は、現在では否定されています。 アメリカでは1,000人に3~6人程度の人が自閉症ではないかと推測されています。近年、その数が増えてきているのですが、それは新しい自閉症の定義が、より広範囲の子供を自閉症の範疇に入れている結果だと考えられています。自閉症は、人種や社会経済的地位に関係なく等しく認められますが、男子は女子より3~4倍高い確率で自閉症になります。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 土曜日, 28 4月 2007

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第39回 血管迷走神経反射 (Vasovagal Reflex)

症状:失神、発汗、吐き気、低血圧 32才のCさんは、悩み事があって友人に相談にのってもらっていたところ、急に意識を無くしました。中学生の時、朝礼で、意識をなくし倒れたことが何回かあります。数分後に意識を回復したCさんは、少しフラフラ感を感じるだけでした。翌日内科医を受診し、いくつかの検査を受けましたが、すべて正常でした。

気になる症状 | Ildong Kim | 日曜日, 16 4月 2006

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第76回 乳腺炎 (Mastitis)

症状: 乳房の痛み・赤い腫れ、発熱     Yさんは、3ヶ月前に出産しましたが、仕事の関係上授乳時間が一定していません。乳房に痛みを感じたかと思うと、翌日には発熱してしまいました。右の乳房を見ると赤く腫れていたので、医師を受診したところ、抗生物質を処方され授乳の継続をアドバイスされました。

気になる症状 | Ildong Kim | 月曜日, 24 5月 2010

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第60回 過換気症候群 (Hyperventilation syndrome)

症状:手足のけいれんとしびれ、めまい、呼吸苦    35才の女性Kさんは、夫とけんかした後に呼吸苦が始まり、手足のけいれんとしびれも起こるようになって救急室を受診しました。過換気症候群と診断されたKさんは、抗不安薬の処方と共に、心理療法を受けるように勧められました。

気になる症状 | Ildong Kim | 日曜日, 13 1月 2008

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第50回 ガングリオン (Ganglion cyst)

症状: 手首や指の関節近くにできるしこり、痛み    36才の女性Pさんは、昔からテニスが好きで、週に3回ほどテニスの練習をしていましたが、ある日、手首のしこりに気づきました。様子を見ていると、しだいに大きくなり痛みも出てきたので医師を受診しました。医師は、しこりの周りを麻酔し、注射器でゼリー状の液体を吸引しました。ガングリオンは、関節近くにできる小さなしこりですが、特に手首の背部によくでき、それ以外には、足首、指の根元などにもできます。20-40歳の女性に多く、特に、テニス、ボーリング、ゴルフ、体操など手首に負担のかかるスポーツを行なう人によく見られます。

気になる症状 | Ildong Kim | 土曜日, 28 4月 2007

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第33回 心房細動 (Atrial fibrillation)

症状:動悸、胸部苦悶感、ふらふら感 55才男性のBさんは、昨日から脈が時々速くなり、胸が苦しくなってきたので内科を受診しました。Bさんの脈は不整で、心電図上心房細動の所見があったので、Bさんはすぐに循環器内科に紹介され、そこで軽い電気ショックによる不整脈治療を受けました。

気になる症状 | Ildong Kim | 日曜日, 2 10月 2005

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第49回 突発性難聴 (Sudden Hearing Loss)

  症状: 突然の難聴(片側)、耳鳴り、めまい   42才のEさんは、朝起きると右側の耳がほとんど聞こえないのに気づき、救急室を受診しました。救急医から、突発性難聴の可能性があるということで、ステロイドを処方され、耳鼻科専門医を後日受診するよう指示されました。

気になる症状 | Ildong Kim | 木曜日, 25 1月 2007

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死体解剖

今週は、とてもたくさんの事について、勉強しました。医学を学ぶことは、よく、「消火用ホースから、水を飲むことのようだ」と言われています。今までは、その意味が良くわかりませんでしたが、医大で勉強を始めて、新しい情報がどんどん出てくるので、ちょっとその意味を理解できるようになった気がしました。 今週は、初めて患者さんと会って、面談をしました。医師が患者さんに、健康状態や今までの入院状況について、質問しました。良い経験だったと思います。UCSFの医学生は、早めに患者さんと会うことが出来ます。以前は、2年生にならないと、そのような経験は出来ませんでしたが、今は、1年生でも患者さんと会えます。

アメリカ医学生の体験談 | Jay Starkey | 土曜日, 25 9月 2004

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その1 ドクターJにはなれない =アメリカに渡って来た理由=

日本の医学部を卒業してアメリカに来ようと思ったのは、卒業後インターン研修をした横須賀の米海軍病院で、出会った優秀なアメリカ人医師達の影響が大きいのかもしれません。その中でも、ドクターJは、映画でも紹介された「パッチ・アダムス」に負けると劣らぬ、極めて異色のドクターですが、患者さんを思いやる気持ちは人一倍です。ドクターJは、とにかく明るく、患者を暗くさせることがありません。緊張している子供には彼独特の質問で緊張をほぐしていきます。

診察室 | Ildong Kim | 水曜日, 8 9月 2004

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第51回 幽門狭窄症 (Pyloric stenosis)

症状:噴水状の嘔吐、脱水     Sちゃんは生後3週間の男の子ですが、お母さんが授乳する度に噴水のように吐くようになりました。吐いた後も、お腹がすいているらしく、無償におっぱいを欲しがります。数日して元気がなくなってきたので、Sちゃんは救急室に連れて行かれ、検査の結果、幽門狭窄症という診断で、丸2日点滴を受けた後手術を受けることになりました。

気になる症状 | Ildong Kim | 土曜日, 28 4月 2007

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第46回 子供の時に始まる動脈硬化(Atherosclerosis-*注)

動脈硬化は大人になって始まると誤解されている方が多いのではないでしょうか。確かに、動脈硬化に起因する狭心症や心筋梗塞 (こうそく)、脳梗塞や末梢血管の閉塞は中年以降に多い病気ですが、血管の内側に脂肪が蓄積する動脈硬化そのものは子供の時に始まります。生後数年以内に動脈硬化性変化が始まることは多くの研究者が同意しています。20才になる頃には、ほとんどの人が主な動脈の内側に脂肪の沈着物であるアテロームを持っています。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 金曜日, 1 10月 2004

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第72回 胸郭出口症候群(Thoracic Outlet Syndrome = TOS)

症状: 手や腕のしびれ、首、肩、腕の痛み    35歳のPさんは、コンピュータープログラマーで週に2-3回は友人とバレーボールをします。右手指・腕のしびれが1ヶ月前に始まり、1週間前から首、肩、上腕の痛みも起こってきました。医師を受診したところ胸郭出口症候群と診断され、理学療法と自宅でのストレッチングを積極的に行い症状は徐々に改善していきました。

気になる症状 | Ildong Kim | 日曜日, 29 3月 2009

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第51回 正しい減量・ダイエットの仕方

アメリカでは人口に占める肥満の人の割合が過去20年で著しく増えてきました。現在、61%のアメリカ人成人が太り過ぎか肥満と推定されています。そのため、減量のためのプログラムやダイエット産業も肥大化してきています。特定の食品項目を極端に制限するダイエット (例えば Low carb diet=低炭水化物ダイエット)、極端なカロリー制限、または或る病気を持っている人の減量は健康上のリスクを伴うことがあります。医師や臨床栄養士などに相談の上、正しい減量を行うようにしましょう。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 金曜日, 1 10月 2004

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第16回 運動と成人病予防

サンディエゴの地元日系紙「ゆうゆう」の2001年8月1日号に掲載。改訂を予定していますので今しばらくお待ちください。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 水曜日, 15 9月 2004

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第70回 過活動膀胱 (OAB = Overactive Bladder)

過活動膀胱という言葉は、2001年の国際尿禁制学会で採択された比較的新しい用語ですが、尿意切迫感、失禁(尿漏れ)、それと頻尿を主体とする疾患のことです。欧米では40才以上の10〜20%、日本では12.4%(日本排尿機能学会の疫学調査=2002年)と推定されています。米国では1300万人以上、日本では800万人以上の患者さんが存在することになり、極めて頻度の高い疾患ということになります。

アメリカ健康ノート | Ildong Kim | 木曜日, 1 6月 2006

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ヘルス

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第85回 腹痛 (Abdominal pain)

...

第75回 卵巣嚢胞(嚢腫)(Ovarian cysts)

卵巣嚢(のう)胞は、卵巣にできる水様や半固形状の液体が入った袋状のものを指しますが、卵巣嚢腫とも呼ばれています。卵巣嚢胞のほとんどが機能性または生理的嚢胞で、良性で排卵に伴って形成され、症状もなく、外科的手術の対象にもなりません。...

第43回 肋軟骨炎 (Costochondritis)

症状:上半身の動き、深呼吸で強まる胸痛...

第63回 膝の痛み (Knee pain) =運動およびスポーツ外傷によるもの=

膝の痛みは、内科医や家庭医を受診する筋骨格系の病気のうち3分の1を占めると言われるほど頻度の高い訴えです。特に、スポーツや運動を行っている人の半分以上が何らかの膝の痛みを訴えると言われています。軽い膝の痛みは、膝の使いすぎ、スポーツを行う際の準備運動や整理運動の不足が原因になっています。...

第54回 副鼻腔炎 (Sinusitis)

第31回 子供の亀頭包皮炎 (Balanoposthitis)

第96回 幼児のしつけ (Discipline)

第87回 腹壁痛 (Abdominal wall pain)

第81回 胸痛 (Chest Pain)

第108回 トコジラミ (俗称-南京虫 Bedbug)

第29回 バルトリン(腺)膿瘍 (Bartholin’s abscess)

第60回 血尿(Hematuria)

第47回 蜂窩織炎 (Cellulitis)

第64回 肩の痛み(Shoulder pain)

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医学教育

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死体解剖

死体解剖

今週は、とてもたくさんの事について、勉強しました。医学を学ぶことは、よく、「消火用ホースから、水を飲むことのようだ」と言われています。今までは、その意味が良くわかりませんでしたが、医大で勉強を始めて、新しい情報がどんどん出てくるので、ちょっとその意味を理解できるようになった気がしました。...

US Medical School: Timeline

Outline of US Medical Education First, a quick summary. Total time from high school graduation to residency completion: 4 years college + 4 years medical school + 3-5 years residency = 11-13 year...

医学選択科目

UCSFには、必修科目に加えて、医学と芸術、ホームレス健康問題、黒人健康管理の格差、小児科問題、中国語医学用語など、いろいろな選択科目があります。 私は、「アジア人の健康と医学」と「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の2つの選択科目をとることにしました。今日は、「クリエイティブ(創造的な)ライティング」の授業について、書きたいと思います。 ...

新入生向けのオリエンテーション

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医大に入る前

はじめまして。ジェイといいます。私は日本で二年間過ごしたので、日本語が話せるようになりました。うまくはないけれど、頑張って、日本語でこの記事を書いてみます。 ...

中間試験

Introuduction: An American Medical Student

Blocks: An Integrated Approach to Learning Medicine

Preceptorship: Learning in the Community Setting

Intensive Care Unit

轢かれた

集中治療室

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医療室

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その3 エッチドクター? =思春期医療=

その3 エッチドクター? =思春期医療=

アメリカでは思春期医療というのが、小児科の中で独立した領域として存在します。従って、小児科の研修を受ける人は、思春期医療の研修も行います。避妊の仕方や、ドラッグの体に対する悪影響、思春期特有の問題について研修をします。特にアメリカではドラッグに手を出す高校生が3割以上いるので、ドラッグに関する知識は小児科医としては必須です。...

第7回 急性前立腺炎 (Acute Prostatitis)

質問:33才の男性で、肛門辺りの不快感と射精時に痛みがあり、医師を受診したところ、急性前立腺炎と言われました。急性前立腺炎とはどういう病気ですか?...

第6回 左半身の筋力の低下(Muscle weakness)

質問:55歳になる女性(Aさん)ですが、体の左半身の筋力が弱くてなってきています。原因として考えられるものは?

その6 耳垢君、君は包囲された

...

第1回 のどの痛み(sore throat)

質問:よく熱をだして、のどが痛くなりますがどんな病気が考えられますか? のどの痛みは非常に訴えの多い症状です。のどの痛みと言っても患者さんが訴える「のどの痛み」は、扁桃、咽頭、喉頭の痛みから、首の正面下部あたりまでの痛みが含まれることがありますが、ここでは、扁桃、咽頭及び喉頭の痛みに限っておきます。...

第3回 虫刺され(Insect bites)

第5回 肛門周囲膿瘍(perianal abscess)

その7 胸痛はお父さんの愛情 =愛情も度を越すと病気を起こす=

第2回 アレルギー(Allergic Rhinitis)

その9 抗菌剤(抗生物質)は正義の味方か?

その8 渡米して驚く予防接種の数

第4回 高脂血症 (Hyperlipidemia)

その4 脅かすドクター =成人病のコントロール=

その5 たとえ話 =醜いアヒルの子は白鳥?=

その10 家族のように思って治療を =これが良いドクターの条件?=